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「映画鑑賞」 アーカイブ

2010-07-09(金) 00:53(UTC +0900) p

動力付き飛翔全身甲冑 其之二

実は第一作目を見逃したままなんだよなーと思いつつ、見てきました。
当然のようにツッコミ所満載で、明示的な人死にも描写せず、娯楽作品としてとても楽しめました。
チート過ぎる女性エージェントの活躍シーンについては、そこだけ他の作品を見ている感じでしたけどね()

さて、あの作品は超小型で超大出力のリアクターの存在が要点だと思いますけど、なにやら量産されてしまってます。
仮に、オリジナルやら改良版に比して半分以下くらいの出力しか出ないにしても、もう十分過ぎるほどにオーバーキャパシティですよね…
エンドロール後には当たり前のように続編を匂わす場面もありましたし、「3」が出るまでに「1」を見ないとですな。

アイアンマン

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2010-06-25(金) 03:04(UTC +0900) p

ペルシアの王子

実はゲームもやったことが無く、所謂「プレイ動画」だけの前知識でしたが、実に面白かったです。
ストーリーと云うよりは、アクションがホントにゲーム的な楽しさがあり、また、基礎となる「時間巻き戻し」の設定も上手く活用されていて、見事な娯楽作となっていました。
あ、ヒロインもちゃんと美人でした。それ以上にヒーローがイイ漢でした()

ただ一点だけ、途中は上手いコト流していたのに、結局接吻してしまったのが残念でした()
あそこまで引っ張ったら、もう無理せずキスシーンなしでいけば面白かったのに?

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2010-05-27(木) 23:45(UTC +0900) p

とある神話の一解釈(エピソード)

んー、なんと云いますか、米国人だからかキリスト教圏だからなのか、どうしてギリシャ神話を扱わせると残念なコトになるのかなぁ…
チョット前に観たのも、今日観たのも、何とも残念な…
延々と続く話を強引に切り出すと、尺的にもあんな感じにするしかないのかも知れませんけど、あれならそれこそ聖闘士星矢の実写版の方が良いかも?
…いや、それもアレか?

あ、神々の聖衣はかっこよかったですよ()

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2010-04-22(木) 23:34(UTC +0900) p

難民隔離区

最初は異文明衝突モノかと思っていたけど、行動や情動的な差異の少なさや勢力の偏り的に、どうやら異文化闖入モノらしいと思い直したり。
ほか、「なんで各々自分の言葉で好き勝手に話しているのに、どうして会話が成立するのか」「燃料なのか触媒なのかアクティベータなのか分からん液体で、どうして生物的に作り替えられるのか」「生態認証付き兵器と云っても、接収して分解/解析すれば認証を回避できるだろう」など、色々と謎の多い作品でした()

で、ここからは考察なんですが、あの船は多分奴隷船なんじゃないか、と。
どんな原理かは不明ですが、経口(粘膜?)摂取しただけで生物的に作り替え可能で、しかもその変態後の姿が一様となるらしいことから、どんな生き物でも一定の規格に統一的に改良でき、(おそらくは「エサ」で)「条件付け」によって支配することが出来そう、と。
更に、改良の段階で知性のレベルも抑制されるッポイし。

そんな中で、クリスだけがやたら光っているワケですが、それについても説明は出来そう。
変態の第一世代だとするなら、例外的に高度な知性を維持できていたレアケースで、数世代を経た後の世代だとするなら、突然変異的に高度な知性を獲得できたレアケースである、と。
ほかの連中が粗野な感じなのに、クリスだけは礼節をもって行動しているように見えるし、同族(友人?)の死を理解し、悼み、憤るような感性と、子供のためにそこから立ち直れる認識と、最期まで殺人を避け続けた決意など、ヴィクスよりもよほど高潔です。
それはつまり、生物的な本来の姿/知性は別にあると云うコトを示しているのかも。

それにしても、あの弾けッぷりは凄かったな、エビだけに()

第9地区

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2010-02-05(金) 01:16(UTC +0900) p

代理人

人類の大多数が引き籠もりになった時代、その引き籠もりシステムの脆弱性を衝いた大事件が…
と云う感じです。
シナリオ的には、まあ在り来たりな感じではありますが、見ている映像上の『登場人物』と、実際の『個』が分離しているため、誰が誰だか分からなくなる演出は面白かったですね。

物語的な結末については、仕方ないかな、と云う感じ。
それより「引き籠もって外出しないコトが良いコト」とされているのが激しく気になりました()
あと、ある意味「リアルネカマ」な描写が、キツいぜとか()

映像表現としては、前半の追跡シーンが気に入りました。
警官が駆る機材が損壊しながらも凄い勢いで縦横に駆け回る様など、「攻殻機動隊の実写版はこうなるんだろうなぁ」と思わせます。
官用の強化された機体とか、機体性能的には公安9課のマッチョ組の義体のような感じでしょうか。更に、義体化ではなく実際の操縦者は安全なところにいる点など、まるで少佐がリモート義体で無茶やらかしているような感じです。

技術的な面としては、冒頭で流れた「歴史」の映像で、既に現実に実現された諸々の映像が流れたのは興味深かったですね。
猿の義体化とかジェミニノイドとか強化外骨格とか。
ただ、 Brain Machine Interface がずいぶんお手軽すぎるなとか、むしろあの通信技術がトンデモ過ぎるなとか、ツッコみたい気持ちが…
リモートで脳を灼き切るッてのも、やはり攻殻を想起してしまいますねぇ…
て感じで、全体的に『コレは実写版攻殻機動隊の練習用の映像かも?』とか思ってしまいました()

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2010-01-24(日) 01:53(UTC +0900) p

小惑星探査機「はやぶさ」の見てきた世界

過酷で驚異的な「はじめてのおつかい」の真っ最中である「小惑星探査機 はやぶさ」、その旅程の記録映画とも云える、ドーム型プラネタリウムでの投影を前提とした「全天周映像」。
コレが、遂に相模原でも見られるようになりました!!
てコトで、見てきた感想などを関連動画と併せて。


clip IT!
from 「はやぶさ」大型映像制作委員会
全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-


実際に観てきたのは相模原にある「相模原市立博物館」のドーム型プラネタリウムで、43minのフルバージョンです。
専用ページ『全天周映画 HAYABUSA』(相模原市立博物館) にもあります通り、2010年03月14日 (日) までは、毎週土日の午前11時から観覧できます。
(その他、各地の上映館情報もご確認下さい)
内容というかストーリーというか、それ自体既に知っているモノではありましたが、軽く三回は泣けます…

詳細な内容については、是非皆さん各自でご覧頂くようにお願いします。
として、ここでは演出的に気に入った部分を。

先ず、地球スウィングバイ時。
地球重力に乗っかって、地球の公転運動の速度を借りて飛んでくワケですが、そのウィンドウの狭さと通過の正確さに痺れました。
…ウィンドウと云って良いのかはアレですが、計算通りの軌道に乗るためには一定の範囲内を想定された時刻に所定の速度で通過していくワケですが、映像では「一辺50m」四方程度の四角いチェックポイントで表現されていました。
あんな長距離飛んできて、あんな速度であそこまで完璧に駆け抜けていくとか…

次がその旅程のスケール感
飛行速度は 30km/s (毎秒30km, なんと光速の0.01%!!) 以上にも達するワケですが、映像として「一辺30km」の立体格子を飛んでいく姿が。
そして、そんなとんでもない巨大サイズの立体格子なのに、宇宙の中では全然全く進んでる感じがしないワケです。
たった独りで、ただひたすらに、飛び続けていくワケです。

最後に、地球に還る時。
サンプルリターンのちっちゃなカプセルを地球めがけて投げッ放しで放り込むのですが、惑星間飛行している速度域そのままで直接地球に突っ込んでくるコトになり、その時のカプセルの速度は実に 12km/s (毎秒12km) 以上にも達します。
もう、どんだけ精密射撃をしないとならないんだ、と。
また、そんな速度で投げ込むッてコトは、当然「はやぶさ」自身も惑星間飛行してる速度域そのままで地球に突入してきちゃうワケで、つまり「はやぶさ」の帰還とは地球大気で燃え尽きるコトを示すのです…

ちょっとグッときてしまいましたので、あとは関連エントリや今日撮ってきた関連展示の写真、そして応援動画をどうぞ()
(via タグで動画検索 探査機「はやぶさ」‐ニコニコ動画)


  1. はやぶさの帰還を願って…
  2. はやぶさ帰還 支援動画をご紹介
  3. はやぶさの翼、未だ折れず
  4. はやぶさ帰還 支援動画をご紹介 其之二
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2009-12-25(金) 02:08(UTC +0900) p

仮身 転生

シナリオについては、特に言うこともなく。
映像は美しく凄まじく、立体視は先に見たクリスマスキャロルのような控えめに効果的に、ではなく、全編全力でひたすら立体感を強調し続ける。
正直、過剰すぎで脳が疲れますw

諸々の設定については、なんとなく攻殻機動隊を想起しました。
特に GHOST IN THE SHELL2nd GIG を足したような感じ。
敢えてゴリッと云えば
「天然由来成分でリモート義体制御、更に、有線コントロールを提供。ついでに意識の共有と知識の継承を上位構造へのバッファ/アップロードで実現。せっかくなので義体の乗り換えまで。」
て感じです()

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2009-12-11(金) 02:09(UTC +0900) p

根無し草の汚れ仕事

R15+ と云うコトで、どんなモンかと思ってましたが、いやー、酷い()
作品としては実に面白く楽しめたのですが、かなりどギツイ描写もあるので、その辺注意は必要ですね。
あと、全体的に酷いので子供にはみせられない、確かに()

複線のストーリーがそれぞれのメインキャストが互いに気付かないままに絡み合っていくとこや、伏線の張り方とその回収の仕方など、純粋に映画としてみると実に上手いですね。
色々酷いしオチも酷いのですが、それでも映画として結局は面白く、良くできていて、なんか悔しい感じです()

…あの描き方で『ルーデル』の映画を作ったら面白そうね…
ちなみに、ルーデルってのは↓の化け物というか現人神というか、なんかチート()
ハンス・ウルリッヒ・ルーデル by Wikipedia
ハンス・ウルリッヒ・ルーデル by アンサイクロペディア

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