2010-06-03(木) 19:35(UTC +0900) p Tweet
(そろそろ最期も近付いているので、今のうちにネタにまとめます)
「ペルソナ」という、「仮想のイチ人格を複数人で定義/運用」する手法があります。この手法自体は以前からあったモノではありますが、ペルソナという名を与えられたことにより最近は認知や活用も進んでいます。
他方、「ツイッター」という、「時系列での一連の発言をストリームとして提示」できる仕組みがあります。
そして今、「ツイッター」の仕組み上での「擬人化」キャラによる呟き/会話を「ペルソナ」の手法で回すコトが、重要な広報活動になりつつありますのでご紹介。
clip IT!
from Togetter – まとめ
「宇宙空間でキャッキャウフフ(以下略」
日本の航空宇宙技術の担い手、その主軸として JAXA (宇宙航空研究開発機構) という組織があります。
そこでは、いくつもの人工衛星や宇宙機の運営/管理や準備が進められているワケですが、その中のいくつかについては Twitter に進出、精力的に発言しております。
具体的に、私が見つけているのは次の通りです。
- みちびき (準天頂衛星)
- @QZSS
- イカロス君
- @ikaroskun
- はやぶさ帰還ブログ
- @Hayabusa_JAXA
- 「あかつき」チーム
- @Akatsuki_JAXA
で、コヤツらの発言を抽出したモノが先の「Togetter – まとめ」なのですが、これが実に興味深い。
昔から「船を女性と見做す/個性や人格のようなモノを認める」という器物とのつきあい方はありますし(以前から NASA のボイジャー2号 @Voyager2 も呟いてますし)、最近では「擬人化」として日本のお家芸のように云われることもありますが、特に「イカロス君」についてはコレが極端に発達しています。
(活動が活発になれば、「みちびき」もかなりなモノになりそうな片鱗も(笑))
先に地球に帰還した @Astro_Soichi (野口 宇宙飛行士) は「スペース・ツイッター・キング」なんて呼ばれているそうで、人々の意識と宇宙との距離を近づけてくれたと思います。
同様に、キャッキャウフフしながらも時々グッとくる発言をしてる宇宙機達の呟きが、宇宙機自身への関心と愛着、延いては運用している JAXA (@JAXA_jp) への好感度の向上をもたらしているワケです。
ドロリッチネタで好評を得たグリコの対応や、イチ個人のキャラの強さで人気となっている加ト吉とは、また違った Twitter 活用の一例として、広く知られて欲しいと思います。
もうすぐ、ですし、ね…
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