2011-11-23(水) 21:47(UTC +0900) p Tweet
「インディアン」を『敵』にできないなら「エイリアン」を『敵』にする
文字通りの意味で、西部劇でした。
先住民に対する侮蔑的表現などの描写もありましたけど、その辺はまあ、西部劇だし仕方ないと。
カウボーイ&エイリアン 観てきた。実にハリウッドな西部劇で、爆発オチなのも流石w 先住民と共闘するのは意外に斬新なのかも? 直接肌に着ける強力な武器には、生体認証くらい装備しとけと思わなくもなし。洗脳でアホ息子が変わったのは惜しいか? あと、あの貫禄の逃げっぷりは実に美事ですw
実は、西部劇作品をきちんと見たことはないのですが、それでも「ああ、これは私の知ってる西部劇だ」と云うイメージ通りの作りなのに、相手が異星人というのがなんか笑えてもきます。
圧倒的に優れた身体能力や技術力を持つハズなのに、まるでケモノのように描かれているってのも、西部劇の伝統に則ってる感じですね。
(アレは実際、採掘調査用に調教され詰め込まれただけのケモノで、母星はもっとちゃんとしているのかも知れませんけど?)
出てくる種族がちとアレなだけで、最初から最後まできっちり西部劇をしていた本作。
地球人が集まったり、異星人が飛んできたり、という理由が共通しているというのもまた、皮肉が効いてますけど、星を渡れる技術力があるなら無理に地球を狙う必要ないよねー、とは思ったり(笑)
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tag: Daniel Wroughton Craig, Harrison Ford, MOVIX, 異星, 西部劇
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2011-10-03(月) 18:50(UTC +0900) p Tweet
とある侵攻戦の一戦局
ツッコミ所は満載で、内容的にもありがちな感じでした。
使用している装備や武器、海兵の作戦行動やらは興味深く見ることができましたけど(笑)
世界侵略 ロサンゼルス決戦 観てきた。突然の侵攻、圧倒的戦力による電撃的制圧、民間人も参戦しての抵抗戦から決死隊による反抗戦の烽火と、テンプレ通りは言い過ぎだけどもよくある展開。とは言え、登場人物同士の絡みや局面を乗り切る度に迫る新たな脅威や課題と、手に汗握る実にイイ作品でした。
てコトで、ハリウッド的アクション映画としてはハラハラドキドキで面白く。
しかし、コレを SF としてみるとどうしてもツッコみたくなってしまうので以下ツッコみ(笑)
まず、あのレベルの技術があるなら、無人機であろうとも各個にそれなりの人工知能を載せられるハズ。
作戦指示系統としては、中央集権の指令機があってソコに全部ぶら下がるとは思いますが、たかだか指令ユニットが墜ちた程度で他の全無人機が無力化されるとか、それこそ米軍でもやらんでしょう。
侵略の理由として挙げられている『液体の水を欲する』というのも、ガンバリ過ぎ。
恒星間を渡れるほどの技術力があるなら、それこそ星間物質としてありふれている水素なんぞいくらでもかき集められるし、酸素だってそう難しいことなく集められるし、わざわざ恒星間を飛んでくるほどのコストをかけるほどに希少なモンではないよね、と。
最後に、まるで日本の『キネティック弾頭要素』のようなシステムで飛んでた無人機。
あんたら、恒星間を渡れるなら重力制御できるんだろうから、そんな騒がしいもんで大気中を飛ぶなよ(爆)
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tag: Aaron Edward Eckhart, MOVIX, Ne-Yo, 侵略, 戦争, 異星
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2011-08-30(火) 23:23(UTC +0900) p Tweet
戦争とは、正義同士のぶつかり合いである
何でヒゲがあるのかと思ったりもしましたが、なかなかに面白かったですね。
大筋としては、コレで決着/大団円というコトになるのでしょうけども、続編を作れなくはない展開だし、テレビアニメのトランスフォーマーが何度も新シリーズを送り出しているので、また別口のリメイクもあるかも?
トランスフォーマー ダーク・オブ・ムーン 観てきた。冒頭はなんの PLAYBOY 映画かとw 恋人が替わってたり就職に苦労してたりてのは、米国の現実てとこでしょうか。にしても、サムが随分カッコ良く描かれてましたね。それを補佐する恋人の機転と度胸もまた、イイ感じ。大団円かな?
物語としては、活躍しつつもヤンチャしているオートボットと人間側との軋轢があったり、圧倒的に上位者となる個体を追放したい勢力が根強かったり、そんな中で究極のデバイスが出てきて陰謀が加速して、と云う感じ。
結果的には勧善懲悪な殲滅戦になってしまったのですが、せっかくのネタを活かしきれなかったなーと思うのは、日本的な思考かな?
主役、と見ているのは例によってサムとシモンズの二人です(笑)
直接的な活躍や物語を薦める鍵となる言動など、以前からこの二人が引っ張っていく作品ではありましたが、今回は更に大活躍でしたね。
シモンズは今回控えめではありましたが、ダッチという才能を引っ張ってきたり、そのダッチが見事な腕を見せたりと、ナカナカです。
ところで、今作で一番気になったのは、人死にのシーンでしょうか。
三作共にそれなりにヒトが死んでますし、そのシーンも描かれてはいますけど、今作は特に大量に、そして直接的に殺戮されていたのが印象的。
戦士として、戦いの中で相手を殺す、と云うシーンはありましたし、キーパーソンへの途中で処理していくシーンもありましたが、民間人を狙って直接的に殺すところや、謎兵器によってヒトが瞬間的に骨になる殺し方とか、そこまでするくらいならそもそも人殺しのシーンは要らんだろう、とか。
一応 3D だったのですけど、そういう面からもあんまり意味はなかったなー、と。
ちなみに、劇中で一番興奮したのは、アポロのオリジナルメンバーに秘密を語らせたとこですね。
ぶっちゃけ、あれは卑怯だ(爆)
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2011-07-30(土) 00:00(UTC +0900) p Tweet
宇宙版難民逃避行 追跡者付き
あの学校ッて、高校なのかな?
と云うところからアメリカをよく分かってないのがナンですが、アクションモノとしてはなかなかよく頑張っていたと思います。
アイ・アム・ナンバー4 観てきた。出だしはメリケーンなスクールライフで、どーすんのコレと思ってたけど、正体ばれや追跡の本格化から以降はイイ感じのアクション。ロッカーやキメラや衣服やら、ツッコミたいのは山々でもまあ、許容範囲か。あ、一番ドキドキしたのは肝試しのシーンねw
物語としては、地球外の知的生命体同士での侵略戦争後、敗残星の生き残りが難民として地球に潜伏、超能力を持つ戦士の幼体とその守護者が逃亡生活を続けているところに、侵略者の追っ手が迫る、と。
シチュエーションとしてはアリガチなのですが、無難にアクションモノとしてまとめている感じで、ツッコミ所も多いけど、一応説明はつくかなという程度で破綻なく。
で、説明のつかないツッコみ処としては、「トカゲ(?)が生け垣を抜けたら犬になってるところまでは、周りの草木や土を使って体を嵩増ししたと云えるけど、ナンもなしにあんなにサイズを変化させるなよ」てところかな。
単純に見た目のサイズが変化しただけでなく、明らかに質量まで増減しているようで、それを出来るならもっとやりようがあるのに、と(笑)
殺りようというと、超能力と云うか念動力を使えるなら、「相手の脳をかき混ぜるだけで楽勝、それこそ見えない鍵を開けるようなモンじゃん」とか、思ったりもするけどそれでは盛り上がらないので仕方ないか(爆)
ちなみに、タイトルとか終わり方とか、続編を意図しているような感じですけど、これを続けるのはどうかなぁ?
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tag: Callan McAuliffe, Dianna Agron, MOVIX, Teresa Palmer, キメラ, 異星, 超能力
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2011-07-16(土) 10:40(UTC +0900) p Tweet
自主制作映画に利用された大人たち
色々とオマージュネタが盛り込まれているらしいのだけど、映画自体に詳しくないので元ネタとか分からなかったのがちと悔しい(笑)
物語としては、三十年ほど前のアメリカの片田舎で、そこに住む住人が巻き込まれる騒動と、その騒動に便乗する子供たちによる映画撮影という、何ともアメリカンな感じ。
出てくる時事ネタや大道具/小道具も、昔見たアメリカンな映画で見慣れている物で、なんだかちょっと懐かしい気もする画でした。
異星人に関する描写やその技術力/能力については、ぶっちゃけありがちレベルで特に驚きはなく。
能力云々より、そのサイズとか習性に違和感がありましたけど、こちらもまあ、よくあるご都合主義の範疇で。
一番面白かったのは、映画の撮影とその進め方。
行き当たりばったりではありますけど、次々に起きる状況を貪欲に取り込み、リアリティある背景映像を上手く使っていまして。
「子供の遊び」として、あれだけのことを三十年前から当たり前にやっていたという世界観、なるほどアメリカ映画にヒトもカネも集まるハズですね。
ところで、途中から「劇場版 ドラえもん」に思えてきたのは、私だけですかね(爆)
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tag: J.J. Abrams, Joel Courtney, MOVIX, Riley Griffiths, Steven Allan Spielberg, 異星, 異種
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2011-07-11(月) 12:39(UTC +0900) p Tweet
「ウィルス」の究極の姿?
冒頭の描写は、なんと云うか『ハリウッド的ショービズ』の批判な気がして、勝手に心配したり(笑)
状況が始まってからの展開は文句なく面白く、シリアスな笑いや色々な決断が色々と裏目に出るなど、実に悪趣味で良し(爆)
圧倒的な侵略の様子は、コレまでにあった作品とは比較にならず、侵略のために軽々と星を渡るような連中との差は、実際あんなモンだよなー、と。
軍の初動や投入規模がアレな気がするのは、既に勝負がついていてもうどうしようもない状況を表しているのだ、と、好意的に解釈しておきましょう(笑)
スカイライン -征服- 観てきた。侵略モノとしてはありがちなのだが、圧倒的なまでのどうしようもなさは凄い納得できる。侵略者の欲するモノもありがちだったけど、その使い方は斬新かもw 低予算の為か、効果的で正しい UAV の使い方は好印象。特に、衝撃のラストは予算切れを感じさせますw
んで、物語的なことはもう、結構どうでも良く、侵略の理由がとても興味深いモノでした。
ヒトを食用にしたり血を吸ったり、こういうのはぶっちゃけ非効率的だし、ヒトだけを限定的に狙うのはおかしいので全く面白くもありません。
が、「本体」は筐体というか肉体というか、人間で云えば首から下の部分で、ソレをよりよく動かす為は良く発達した生体回路が必要だから、育った回路を収穫して回る、と云うのは、納得です。
パッと見では電池のようにも見えますが、使い棄ての CPU/GPGPU を高電圧でオーバークロックで回しまくって焼き切れたら交換する、と見てみれば、あの描写がしっくり来ます。
侵略の理由なんてのは、いつでもどこでも即物的な理由で、ソレが結果的に厳重生物にとっての悪となってしまうと云うコト。
この作品も同様で、自分たちの生存のために重要な(おそらくは自分たちでは生み出せない)資源を収穫にやってきたと云うコトなのでしょう。
彼らにまともな知性があれば、乱獲して一気に取り尽くしたりせず、適正な数を収穫しつつ数が回復するのを待って繰り返し収穫する的な、計画的畜養を選択したと思います。この辺はいかにも欧米的な短絡発想ですね。
或いは、簡単に星を渡れるのだから、取り尽くしたら次の漁場へ移るだけ、なのかもしれませんが…
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tag: David Zayas, Eric Balfour, MOVIX, 侵略, 狩猟, 異星, 異種
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2011-05-13(金) 11:34(UTC +0900) p Tweet
家族愛を忘れた種族と思い出した家族
物語としては、掠われた家族を救い出すという内容。
タダ、掠った相手とか掠われた先がやたら遠くで、もし現地で協力者に出会えなかったらその時点で詰んでたという相当厳しい条件。
印象として、無駄に 3D な内容だな、と。
登場人物ののモーションにモーションキャプチャを使用していること、カットされたシーンも多く、短めの作品であること、などから、低コストの習作なのかな、と。
ぶっちゃけ、エンドロールの最後の最後、みんなで踊ってるシーンをこそ、アニメーションとして作中で使ってくれと思わなくもない感じ(笑)
一番気になるのは『その後どうなったのか』というところでしょうか。
厳しい統制下とはいえ、十分以上に高度な技術力を持ち、箱入り娘として純粋培養されてきた体制が一気に瓦解してしまったのだから、猛烈な勢いで堕落しそうな懸念が…
その上、米国経由で地球人類ににその存在を知らせてしまったワケで、技術の奪い合いとか侵略入植とか、下手したら星間戦争とか、エラい気になります。
仮に交渉となったとしても、全権大使の候補も交渉役としては幼すぎる感じですしねぇ…
てなコトを考えつつ、呟いた感想は以下のようなモノですが(爆)
少年マイロの火星冒険記 観てきた。思ったより面白く、結末はかなり気に入った。火星人女性の腰から太腿にかけてのラインとか、鳥足でのヒョコヒョコした歩き方とか、エラくセクシーで可愛いのは気になるがw あと、装甲服のデザインと機能には軽く惚れた。
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2010-10-22(金) 17:30(UTC +0900) p Tweet
分かり合うことこそ、争いを乗り越える途
冒頭で「ナニ、あいつ再生したの? お、新メンバーか!?」と思ったら裏切られた(笑)
主要な登場人物は一通り存命し、それぞれの役割をつとめながら戦い続けていました。
表舞台に上がった者、裏方に回った物、新しい任務に就く者、新しい関係を築く者、そして先立ってしまった者の後を継ぐ者、それぞれの戦いがありました。
そんな中、予測された来訪者が、人類とは全く異なるコミュニケーション手段で訪れます。
(それが人類全滅への脅威となるとか、接触者は別種の存在に変容するとか、エウレカセブンに似てるとか、思わなくもない(笑))ですが)
結果的には大団円というコトになりますが、そこまでの映像がとても印象深かったですね。
例えば、圧倒的な物量に対抗する為、あらゆる兵装を全力で行使して、その様が凄まじい密度で画面いっぱいに手前から奥まで展開されまくるとか、パトリックは相変わらず不死身だとか、ティエたんがほとんど『チャム・ファウ』扱いだとか(爆)
それにしても、最大の謎は未解明のまま、新しい謎が…
なぜ予測できたのか、如何にしてワープしたのか、どうして『ビリー・カタギリ』は景太郎の如くもてるのか…
ミスター・ブシドーは、恋い焦がれた彼にその身を捧げることができて、幸せだったのかな…
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