2011-07-11(月) 12:39(UTC +0900) p Tweet
「ウィルス」の究極の姿?
冒頭の描写は、なんと云うか『ハリウッド的ショービズ』の批判な気がして、勝手に心配したり(笑)
状況が始まってからの展開は文句なく面白く、シリアスな笑いや色々な決断が色々と裏目に出るなど、実に悪趣味で良し(爆)
圧倒的な侵略の様子は、コレまでにあった作品とは比較にならず、侵略のために軽々と星を渡るような連中との差は、実際あんなモンだよなー、と。
軍の初動や投入規模がアレな気がするのは、既に勝負がついていてもうどうしようもない状況を表しているのだ、と、好意的に解釈しておきましょう(笑)
スカイライン -征服- 観てきた。侵略モノとしてはありがちなのだが、圧倒的なまでのどうしようもなさは凄い納得できる。侵略者の欲するモノもありがちだったけど、その使い方は斬新かもw 低予算の為か、効果的で正しい UAV の使い方は好印象。特に、衝撃のラストは予算切れを感じさせますw
んで、物語的なことはもう、結構どうでも良く、侵略の理由がとても興味深いモノでした。
ヒトを食用にしたり血を吸ったり、こういうのはぶっちゃけ非効率的だし、ヒトだけを限定的に狙うのはおかしいので全く面白くもありません。
が、「本体」は筐体というか肉体というか、人間で云えば首から下の部分で、ソレをよりよく動かす為は良く発達した生体回路が必要だから、育った回路を収穫して回る、と云うのは、納得です。
パッと見では電池のようにも見えますが、使い棄ての CPU/GPGPU を高電圧でオーバークロックで回しまくって焼き切れたら交換する、と見てみれば、あの描写がしっくり来ます。
侵略の理由なんてのは、いつでもどこでも即物的な理由で、ソレが結果的に厳重生物にとっての悪となってしまうと云うコト。
この作品も同様で、自分たちの生存のために重要な(おそらくは自分たちでは生み出せない)資源を収穫にやってきたと云うコトなのでしょう。
彼らにまともな知性があれば、乱獲して一気に取り尽くしたりせず、適正な数を収穫しつつ数が回復するのを待って繰り返し収穫する的な、計画的畜養を選択したと思います。この辺はいかにも欧米的な短絡発想ですね。
或いは、簡単に星を渡れるのだから、取り尽くしたら次の漁場へ移るだけ、なのかもしれませんが…
関連するかも知れない?
cat: 映画鑑賞
tag: David Zayas, Eric Balfour, MOVIX, 侵略, 狩猟, 異星, 異種
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