2011-07-16(土) 10:40(UTC +0900) p Tweet
自主制作映画に利用された大人たち
色々とオマージュネタが盛り込まれているらしいのだけど、映画自体に詳しくないので元ネタとか分からなかったのがちと悔しい(笑)
物語としては、三十年ほど前のアメリカの片田舎で、そこに住む住人が巻き込まれる騒動と、その騒動に便乗する子供たちによる映画撮影という、何ともアメリカンな感じ。
出てくる時事ネタや大道具/小道具も、昔見たアメリカンな映画で見慣れている物で、なんだかちょっと懐かしい気もする画でした。
異星人に関する描写やその技術力/能力については、ぶっちゃけありがちレベルで特に驚きはなく。
能力云々より、そのサイズとか習性に違和感がありましたけど、こちらもまあ、よくあるご都合主義の範疇で。
一番面白かったのは、映画の撮影とその進め方。
行き当たりばったりではありますけど、次々に起きる状況を貪欲に取り込み、リアリティある背景映像を上手く使っていまして。
「子供の遊び」として、あれだけのことを三十年前から当たり前にやっていたという世界観、なるほどアメリカ映画にヒトもカネも集まるハズですね。
ところで、途中から「劇場版 ドラえもん」に思えてきたのは、私だけですかね(爆)
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2011-07-11(月) 12:39(UTC +0900) p Tweet
「ウィルス」の究極の姿?
冒頭の描写は、なんと云うか『ハリウッド的ショービズ』の批判な気がして、勝手に心配したり(笑)
状況が始まってからの展開は文句なく面白く、シリアスな笑いや色々な決断が色々と裏目に出るなど、実に悪趣味で良し(爆)
圧倒的な侵略の様子は、コレまでにあった作品とは比較にならず、侵略のために軽々と星を渡るような連中との差は、実際あんなモンだよなー、と。
軍の初動や投入規模がアレな気がするのは、既に勝負がついていてもうどうしようもない状況を表しているのだ、と、好意的に解釈しておきましょう(笑)
スカイライン -征服- 観てきた。侵略モノとしてはありがちなのだが、圧倒的なまでのどうしようもなさは凄い納得できる。侵略者の欲するモノもありがちだったけど、その使い方は斬新かもw 低予算の為か、効果的で正しい UAV の使い方は好印象。特に、衝撃のラストは予算切れを感じさせますw
んで、物語的なことはもう、結構どうでも良く、侵略の理由がとても興味深いモノでした。
ヒトを食用にしたり血を吸ったり、こういうのはぶっちゃけ非効率的だし、ヒトだけを限定的に狙うのはおかしいので全く面白くもありません。
が、「本体」は筐体というか肉体というか、人間で云えば首から下の部分で、ソレをよりよく動かす為は良く発達した生体回路が必要だから、育った回路を収穫して回る、と云うのは、納得です。
パッと見では電池のようにも見えますが、使い棄ての CPU/GPGPU を高電圧でオーバークロックで回しまくって焼き切れたら交換する、と見てみれば、あの描写がしっくり来ます。
侵略の理由なんてのは、いつでもどこでも即物的な理由で、ソレが結果的に厳重生物にとっての悪となってしまうと云うコト。
この作品も同様で、自分たちの生存のために重要な(おそらくは自分たちでは生み出せない)資源を収穫にやってきたと云うコトなのでしょう。
彼らにまともな知性があれば、乱獲して一気に取り尽くしたりせず、適正な数を収穫しつつ数が回復するのを待って繰り返し収穫する的な、計画的畜養を選択したと思います。この辺はいかにも欧米的な短絡発想ですね。
或いは、簡単に星を渡れるのだから、取り尽くしたら次の漁場へ移るだけ、なのかもしれませんが…
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2011-05-13(金) 11:34(UTC +0900) p Tweet
家族愛を忘れた種族と思い出した家族
物語としては、掠われた家族を救い出すという内容。
タダ、掠った相手とか掠われた先がやたら遠くで、もし現地で協力者に出会えなかったらその時点で詰んでたという相当厳しい条件。
印象として、無駄に 3D な内容だな、と。
登場人物ののモーションにモーションキャプチャを使用していること、カットされたシーンも多く、短めの作品であること、などから、低コストの習作なのかな、と。
ぶっちゃけ、エンドロールの最後の最後、みんなで踊ってるシーンをこそ、アニメーションとして作中で使ってくれと思わなくもない感じ(笑)
一番気になるのは『その後どうなったのか』というところでしょうか。
厳しい統制下とはいえ、十分以上に高度な技術力を持ち、箱入り娘として純粋培養されてきた体制が一気に瓦解してしまったのだから、猛烈な勢いで堕落しそうな懸念が…
その上、米国経由で地球人類ににその存在を知らせてしまったワケで、技術の奪い合いとか侵略入植とか、下手したら星間戦争とか、エラい気になります。
仮に交渉となったとしても、全権大使の候補も交渉役としては幼すぎる感じですしねぇ…
てなコトを考えつつ、呟いた感想は以下のようなモノですが(爆)
少年マイロの火星冒険記 観てきた。思ったより面白く、結末はかなり気に入った。火星人女性の腰から太腿にかけてのラインとか、鳥足でのヒョコヒョコした歩き方とか、エラくセクシーで可愛いのは気になるがw あと、装甲服のデザインと機能には軽く惚れた。
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2010-10-22(金) 17:30(UTC +0900) p Tweet
分かり合うことこそ、争いを乗り越える途
冒頭で「ナニ、あいつ再生したの? お、新メンバーか!?」と思ったら裏切られた(笑)
主要な登場人物は一通り存命し、それぞれの役割をつとめながら戦い続けていました。
表舞台に上がった者、裏方に回った物、新しい任務に就く者、新しい関係を築く者、そして先立ってしまった者の後を継ぐ者、それぞれの戦いがありました。
そんな中、予測された来訪者が、人類とは全く異なるコミュニケーション手段で訪れます。
(それが人類全滅への脅威となるとか、接触者は別種の存在に変容するとか、エウレカセブンに似てるとか、思わなくもない(笑))ですが)
結果的には大団円というコトになりますが、そこまでの映像がとても印象深かったですね。
例えば、圧倒的な物量に対抗する為、あらゆる兵装を全力で行使して、その様が凄まじい密度で画面いっぱいに手前から奥まで展開されまくるとか、パトリックは相変わらず不死身だとか、ティエたんがほとんど『チャム・ファウ』扱いだとか(爆)
それにしても、最大の謎は未解明のまま、新しい謎が…
なぜ予測できたのか、如何にしてワープしたのか、どうして『ビリー・カタギリ』は景太郎の如くもてるのか…
ミスター・ブシドーは、恋い焦がれた彼にその身を捧げることができて、幸せだったのかな…
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