2011-10-22(土) 12:19(UTC +0900) p Tweet
そこに無理な配役の意味はあるか。
期待値が高かっただけに、残念感が強く残ります。
尺が足りないか、描くべきシーンを選択間違いしたのか、もっと上手くできたと思うのですが…
とある飛空士への追憶 観てきた。設定やシナリオは面白かったのだが、作画とアテレコが残念すぎて勿体無い。せっかくなのだから丁寧に作って欲しいが、広域でかかるようにするには、あの様な政治的な柵に囚われるモノなのかねぇ… それはもう駄目だと認めようや… あ、最後のマニューバは凄かった。
物語としては、どこかにある世界での戦中劇、的な。
情勢不利となったイチ地方から、妃候補のお嬢様を王宮へ送り届ける青年騎士のお話、てな感じです。
戦が世界大戦で、”キ”が騎乗の騎でなく乗機の機だったり、実際は騎士でなく傭兵だったりはしますけど、モチーフとしては王道ですね。
で、開始早々に、ああ、コレは駄目だ感が漂う、残念な遠景からの人物像作画。
幼少期のシーンで聞こえてくる、ムリムリ感のある不似合いな声による当てレコ。
正直、期待感が一気に萎んでいきました(笑)
飛行船型の空中艦船や、燃料電池で飛んでるらしい「レシプロエンジンなプロペラ機」など、世界観/機械設定などは面白くありますので、是非再挑戦して欲しいところです。
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2011-10-03(月) 18:50(UTC +0900) p Tweet
とある侵攻戦の一戦局
ツッコミ所は満載で、内容的にもありがちな感じでした。
使用している装備や武器、海兵の作戦行動やらは興味深く見ることができましたけど(笑)
世界侵略 ロサンゼルス決戦 観てきた。突然の侵攻、圧倒的戦力による電撃的制圧、民間人も参戦しての抵抗戦から決死隊による反抗戦の烽火と、テンプレ通りは言い過ぎだけどもよくある展開。とは言え、登場人物同士の絡みや局面を乗り切る度に迫る新たな脅威や課題と、手に汗握る実にイイ作品でした。
てコトで、ハリウッド的アクション映画としてはハラハラドキドキで面白く。
しかし、コレを SF としてみるとどうしてもツッコみたくなってしまうので以下ツッコみ(笑)
まず、あのレベルの技術があるなら、無人機であろうとも各個にそれなりの人工知能を載せられるハズ。
作戦指示系統としては、中央集権の指令機があってソコに全部ぶら下がるとは思いますが、たかだか指令ユニットが墜ちた程度で他の全無人機が無力化されるとか、それこそ米軍でもやらんでしょう。
侵略の理由として挙げられている『液体の水を欲する』というのも、ガンバリ過ぎ。
恒星間を渡れるほどの技術力があるなら、それこそ星間物質としてありふれている水素なんぞいくらでもかき集められるし、酸素だってそう難しいことなく集められるし、わざわざ恒星間を飛んでくるほどのコストをかけるほどに希少なモンではないよね、と。
最後に、まるで日本の『キネティック弾頭要素』のようなシステムで飛んでた無人機。
あんたら、恒星間を渡れるなら重力制御できるんだろうから、そんな騒がしいもんで大気中を飛ぶなよ(爆)
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2011-09-22(木) 17:30(UTC +0900) p Tweet
隠し財産の継承騒動
夏になると戦争物が増えるのはどうかと思ったりもするけども。
丸ッと一週間遅れてしまいましたが、終戦のその刻を題材にした作品です。
日輪の遺産 観てきた。戦争と云う狂気や洗脳教育の空恐ろしさ、そして、それぞれ全員が正義のためと唱えて行う凶行と、ホント嫌になる。遺産は兎も角、同様の悲喜劇が色々あったのだろうなと、容易に推察できるのもなんとも… あと、ミッキーおいしいよミッキーw
真偽はともかく、あの時代のあの局面には、あり得ただろうというシナリオ。
誰がひん曲げたのかは謎のままの様ですが、自害命令を受け入れてしまうってのも、軍人家族の子女が混ざっていたならありそうな話です。
作中で、『自分たちのような苦しみをアメリカの子女に味わわせるくらいなら、負けてもイイ』と云う女学生の言葉がありました。
確かに、そういう状況ではありましたが、今現在の地球上で、彼女らよりももっと幼い子供たちが、実際に銃を手にヒトを殺している現実があるのがナンとも…
しかも、戦士として生きることを強いられている子達がまた、新たな戦士となる子供を掠ったり、自分たちと同じ境遇の少女を犯して孕ませることが推奨されていたり、当然、その周りの大人は少年少女や幼女までを強姦して儀式としたり、と云う狂った世界。
その大本となった価値観とか狂気とか、歪まされた根本が、欧米列強による侵略と奴隷制度にあるコトを知ってると、とても残念に思ったり…
例えば「南の島で大酋長になった男」にもある通り、日本による支配は、決して悪いモノだけではなかったのですよねぇ…
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2011-09-11(日) 10:52(UTC +0900) p Tweet
開戦前夜の悲恋劇
それが戦争というものですね。
上海 観てきた。戦争の馬鹿らしさ/苛烈さとか、実際の開戦前の暗闘/謀略とか人間模様とか、ホントにナンだかなぁ、と。一貫して日本が冷酷残忍な侵略者的に描かれてたけど、戦争中なんてあんなモンだからなぁ… あからさまに奴隷扱いしたり植民地化してない分、欧米よりはマシと言わせて欲しいわ…
諜報員たちの暗闘を描いた作品、と簡単に言ってしまうのもなんか違いますけど、そんな感じの粗筋で。
ダレがドコに属してナニを追っているのかがこんがらがってしまうのは、あの時代の諜報戦としてはよくあることなのかもしれませんね。
で、こんがらがるほどの状況となれば、当然諜報員同士の情事も色々あるワケで。
しかも、戦争が日常となれば、そこで起きる諸々の激しさも概ね命懸けになってくるし、ホントに難儀なハナシです。
ところで、エンドロール(?)でタイで撮影されたらしいことが見て取れるワケですが、通りで東洋人ではあるけど中国人や日本人ポクないなーと思いましたわ(笑)
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2011-04-20(水) 10:00(UTC +0900) p Tweet
客観視での英雄的活躍、主観での苦悩
太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 観てきた。戦争の下らなさ、ヒトの命の儚さ、情報の重要性、物量の偉大さ、尊敬の念の有益性、等々を再認識。震災からの復興、頑張らねば。
太平洋戦争末期、サイパンでの最後の抵抗戦をモチーフとしたお話。
ただただ、苦しく困難で厳しい、戦争の空しさとかくだらなさを再認識する感じ。
戦争は結局物量で押し切られるワケで、経済戦争も同様だったりするんだし、なんとか踏み留まらなくては…
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2010-10-22(金) 17:30(UTC +0900) p Tweet
分かり合うことこそ、争いを乗り越える途
冒頭で「ナニ、あいつ再生したの? お、新メンバーか!?」と思ったら裏切られた(笑)
主要な登場人物は一通り存命し、それぞれの役割をつとめながら戦い続けていました。
表舞台に上がった者、裏方に回った物、新しい任務に就く者、新しい関係を築く者、そして先立ってしまった者の後を継ぐ者、それぞれの戦いがありました。
そんな中、予測された来訪者が、人類とは全く異なるコミュニケーション手段で訪れます。
(それが人類全滅への脅威となるとか、接触者は別種の存在に変容するとか、エウレカセブンに似てるとか、思わなくもない(笑))ですが)
結果的には大団円というコトになりますが、そこまでの映像がとても印象深かったですね。
例えば、圧倒的な物量に対抗する為、あらゆる兵装を全力で行使して、その様が凄まじい密度で画面いっぱいに手前から奥まで展開されまくるとか、パトリックは相変わらず不死身だとか、ティエたんがほとんど『チャム・ファウ』扱いだとか(爆)
それにしても、最大の謎は未解明のまま、新しい謎が…
なぜ予測できたのか、如何にしてワープしたのか、どうして『ビリー・カタギリ』は景太郎の如くもてるのか…
ミスター・ブシドーは、恋い焦がれた彼にその身を捧げることができて、幸せだったのかな…
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