2011-06-04(土) 19:25(UTC +0900) p Tweet
自己と他己と過去と事故
予告編を見てから何がどうなったのか気になってましたが、納得できる理由付けで安心しました。
絡繰りが明かされるまでは、見ている間も何がどうしてこうなっているのかが分からず、それにどんな解が据えられているのかも楽しみでしたが、有り得ない前提も有り得ない設定と掛け合わせることで、辻褄が合うんですな(笑)
UNKNOWN 観てきた。終わってみれば納得なのだが、絡繰りを中々覚らせない上手いシナリオ。一番残念なのがキーとなったネタの中二病的、或いは、ご都合主義的発想でしょうかw あと、相変わらずのえげつなく容赦ない格闘でしたww
物語的には、「観光客が陰謀に巻き込まれて…」と云うタイプ。
に、もう一捻りスパイ/アサシン物が挟まっているというところで。
途中で挿入されるフラッシュバックシーンは、観客とマーティンを良い感じに幻惑しつつヒントにもなっていて、上手いと思います。
それでも、いくつか気になった点が。
先ずは、テロに狙われてる王族という国賓(?)を迎えるに当たり、建屋そのものはほとんど調査されてない風なのはどうなんだとか、あれだけ大量の危険物を如何にして持ち込んでこっそり隠して設置したのかとか。
また、高級なホテルと云えば「一度来訪された客の顔は全て覚えていて、二回目は『お帰りなさいませ』で応対する」てな都市伝説は無効なのかとか。
極めつけは、遠隔で PC からデータを引っこ抜く謎デバイスとはいえ、いくらナンでも止まってる端末にはアクセス出来ねーだろうがとか(爆)
もちろん、いくらなんでも危険すぎる遺伝子組み換え作物の設定が雑すぎるのも気にはなりましたが(笑)
…おっぱいぷるんぷるん
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2011-05-27(金) 13:10(UTC +0900) p Tweet
魔に魅入られたのは、姫か白鳥か踊り子か
いろんなところに狂気が見え隠れする物語でしたね。
自分の夢を子供に託すのは良くあるハナシですが、その結果として精神を病んでしまったりッて云うのは、残念なハナシですよねぇ…
特に、子供の頃からバレエをやらせるというのは、纏足とか虐待にも思えてきます…
ブラック・スワン 観てきた。序盤はバレエダンサーのリアルで『痛い痛い!』だったけど、中盤からラストにかけての凄まじい緊張感はゾクゾクした。それから「役に潰される」てのはそこまでの圧力なのかと、見てるだけで気持ち悪くなったw あと、全体的にリリー可愛いよリリー。
バレエについて、その動きや運動量を分かってはいましたが、筋肉の動きや関節の動きがゴリゴリと生々しく映し出され、改めてコレは凄いぞ、と。
特に背中については、バレエは踊り的にも背筋は酷使されまくりであり、また背中が大きく開いた服を着てることが多いコトもあり、女性でも背中に鬼を宿すんだなとか思って見たり(笑)
あー、あと、あの関節の可動域、特に股関節 → 膝 → 足首にかけて、様式美なのかもしれないけど素人目にはタダのギャグに見えてしまう辺りに、バレエが流行らない理由がありそうだな、とか?
予告編にあったように、本番舞台上での『黒鳥の舞』のシーンは圧倒的な映像でした。
ですが、実は練習シーンでもふんだんに CG が用いられていたのは、面白かったですね。
バレエと云えば、壁は全て鏡張りの部屋ッてのがお約束ですが、そこでの練習シーンで、踊り手や監督者(?)に張り付きで撮影したり舐めるように周りをグルグル撮影したりと、普通に撮ればカメラが写り込んでしまうところは、全部ブルーバック(グリーンバック)撮影と定点カメラを組み合わせた CG での再構築、ですよね多分。
あと、黒鳥の舞のシーンを見て、実際のバレエでもアニマトロニクスを活用したらどうかなとか思ってみたり(爆) そんなコトをせずとも観客に翼を幻視させるのが踊りッてモノだ、と云うのは、もちろん分かってますが(笑)
最後に、リリーについて。
『悪い友達』『ライバル』という役回りなのかもしれませんが、とにかく可愛く思えてしまって(笑)
享楽的で開放的で、性にも奔放で、勢いだけで生きている感じになってますが、バレエに関しては真摯に真面目に、素晴らしい踊りには心から感激してその想いを伝えずにはいられないという純真さを持ち、やり方は無理矢理かもしれないけど、ホントにニナを思いやっている優しさもあり。
「その後」の活躍が楽しみですね!
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2011-05-20(金) 20:07(UTC +0900) p Tweet
超時空幻魔大戦
タイトルは釣りです(笑)
舞台設定やモチーフ、多分原案自体は良いモノなのだろうと思いますが、実際は以下のような惨状で…
鬼神伝 観てきた。情景/器物/クリーチャーの描画は素晴らしかったが、シナリオやセル・アニメの作画や動きの演出、声の演技、そして BGM があまりに酷く、相当に残念な出来に。題材をはじめとして、もっと良いものが作れそうな気がするんだが、なぁ…
音楽、については良いも悪いも判断する耳がありません。
彼の作品で酷いと判断したのは、 BGM としてあまりに違和感を憶えたから、ですね。
なんだろ、助成金が付くとこうなっちゃうのか?
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2011-05-18(水) 16:15(UTC +0900) p Tweet
ユーザーミーティングと称しての新製品発表会
昨日は『第二回 ThinkPad 大和魂ミーティング』に行ってきました。
内容としては、遂に正式発表となった ThinkPad X1 のお披露目と、新しいブランド戦略に関する発表という感じ。
先ずは Togetter ログ 第二回 ThinkPad 大和魂ミーティング ログ #lenovofes と Ust 中継の録画ビデオをどうぞ。
さて、↑の広告リンクから辿れる先には、まだ X1 の取り扱いがない (“レノボ・ショッピングでは 5月27日より販売開始予定”) ようですが、実際に X1 を見てきた感想などを以下に。
- 多少は薄いけど、 ThinkPad 持ちなら X1 より MacBook Air (MBA) の方が幸せかも
- ゴリラガラス凄い!
稼働状態の端末のディスプレイ面を、プラスドライバーで擦ったりド突いたりしたけど、擦過傷もつかなかったし、当然動作に支障なし
ただ、プラスドライバでなくマイナスドライバーで試したかったかも - ディスプレイ部、バラし状態のをグニグニ捻ったけど平気だった
ゴリラガラスと併せて、あの強度は今後の基本線になるべき - サイズ的には、やはりデカすぎで無様な感が…
キーボードの左右から筐体端部までは、強度や見た目的に9mm-15mmが適正範囲だよね - 第五世代フクロウファン、残念ながら会場は騒がしくてその静穏さは分からずじまい
- 構造上仕方ないとはいえ、簡易卓上灯としても使える ThinkLight が無いのは嬉しくないね
- インフィニティ・ガラス と云うのは、高強度なカバーガラスをフラッシュ・サーフェスにはめ込んだディスプレイパネルの形態を指す一般名称らしい
実はコレに一番驚いたかも(笑) - ディスプレイの寸法や表示画素数は、やはり絶望的に狭すぎ、ハナシにならん…
- センサーにより、筐体を横倒しにすると表示や矢印キーのアサインも縦長配置に改まる機能
薄さと併せて、電子書籍を読むのには良いかもしれないけど、それで縦狭画面を補完したとか、本気でブチギレそうになったよ(怒) - ポート類にカバーをつけてるけど、あれはカッコ悪いからやめるべき
上手く処理できないならドックに逃がす手もあるんだかし、それをしないなら MBA と変わらないじゃないか、と - 充電時間が短縮され、耐用サイクルも拡張された電池はイイけど、交換できないのは大幅なマイナス
そう云う意味でも MBA でもイイじゃないという感じ - 結論として、まだまだ ThinkPad W300 待ち orz
- ThinkVantage Technology (TVT) は、着実に進化しているようです
が、一般に対する知名度は… - TV Access Connections (TVAC) への苦情、賛同拍手が盛り上がったのは私の所為です(笑)
- “DO.” というブランド戦略、驚くほど感動がなかった…
- 一体型 ThinkCentre シリーズの web カム、物理シャッター込みで内蔵されているのは絶対的に正しい!
最後に、プレスリリースや各種記事へのリンクをどうぞ。
clip IT!
from レノボ・ジャパン
「レノボ・ジャパン、ThinkPad史上最薄を実現した13.3型ノートブックPC「ThinkPad X1」を発表」
via 日経プレスリリース
「レノボ・ジャパン、ThinkPad史上最薄の13.3型ノートブックPC「ThinkPad X1」を発表」
clip IT!
from Tech Days
「第二回ThinkPad大和魂ミーティング(2011-05-17)」
from せうの日記
「第2回大和魂ミーティングレポートその1」
from ITmedia +D PC USER
「見た目で評価してはいけない:ThinkPad X1は“パワフルなイケメン”なのか」
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2011-05-13(金) 11:34(UTC +0900) p Tweet
家族愛を忘れた種族と思い出した家族
物語としては、掠われた家族を救い出すという内容。
タダ、掠った相手とか掠われた先がやたら遠くで、もし現地で協力者に出会えなかったらその時点で詰んでたという相当厳しい条件。
印象として、無駄に 3D な内容だな、と。
登場人物ののモーションにモーションキャプチャを使用していること、カットされたシーンも多く、短めの作品であること、などから、低コストの習作なのかな、と。
ぶっちゃけ、エンドロールの最後の最後、みんなで踊ってるシーンをこそ、アニメーションとして作中で使ってくれと思わなくもない感じ(笑)
一番気になるのは『その後どうなったのか』というところでしょうか。
厳しい統制下とはいえ、十分以上に高度な技術力を持ち、箱入り娘として純粋培養されてきた体制が一気に瓦解してしまったのだから、猛烈な勢いで堕落しそうな懸念が…
その上、米国経由で地球人類ににその存在を知らせてしまったワケで、技術の奪い合いとか侵略入植とか、下手したら星間戦争とか、エラい気になります。
仮に交渉となったとしても、全権大使の候補も交渉役としては幼すぎる感じですしねぇ…
てなコトを考えつつ、呟いた感想は以下のようなモノですが(爆)
少年マイロの火星冒険記 観てきた。思ったより面白く、結末はかなり気に入った。火星人女性の腰から太腿にかけてのラインとか、鳥足でのヒョコヒョコした歩き方とか、エラくセクシーで可愛いのは気になるがw あと、装甲服のデザインと機能には軽く惚れた。
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2011-04-29(金) 12:51(UTC +0900) p Tweet
電脳世界かと思ったら、妄想駆動の舞踊による恍惚だった件
エンジェルウォーズ 観てきた。ダメな邦題で軽く三割は損してる感じ。比喩的表現としてのアクションシーンや劇場の世界観、それと施設、正直ワケが分からんw 一番の衝撃ほ、手術の術式だったかな?
全般的に、よく頑張って作ってるなという印象。
タダ、面白いと云うほど面白くもなく、感動的なストーリーでもなく、映像的にも驚きはなく。
設定はなかなかに興味深かったのですが、結局、三層の世界ッて勘定で良いのかな?
一部では吹き替えの声への批判もあるようですが、私は結構好きです。
普段から耳馴染みの声だというのもあるのでしょうけど、吹き替えである時点で印象の違いというのは不可避ですし、その辺は【ダメ字幕で萎える】などと同等のリスクッてコトで。
てか、日本語化における問題より先に、余りに酷い改悪邦題を何とかしろと思うが(爆)
ちなみに、監督の人は日本に影響を受けているヒトらしいのですが、女の子に水兵の服を着せるとか、マヂ天才(笑)
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2011-04-20(水) 10:00(UTC +0900) p Tweet
客観視での英雄的活躍、主観での苦悩
太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男 観てきた。戦争の下らなさ、ヒトの命の儚さ、情報の重要性、物量の偉大さ、尊敬の念の有益性、等々を再認識。震災からの復興、頑張らねば。
太平洋戦争末期、サイパンでの最後の抵抗戦をモチーフとしたお話。
ただただ、苦しく困難で厳しい、戦争の空しさとかくだらなさを再認識する感じ。
戦争は結局物量で押し切られるワケで、経済戦争も同様だったりするんだし、なんとか踏み留まらなくては…
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2011-04-20(水) 09:57(UTC +0900) p Tweet
女流ターザンの返り咲き旅程
塔の上のラプンツェル 観てきた。実はハナシ自体知らなかったのだけど、とても面白く、唄っちゃったりするシーンは昔のアメリカ映画みたいで却って新鮮。全般的には、マキシマス無双すぎw 女性キャラの顔と云うか頭部の造形のキモさは相変わらず受け付けないレベルだったが、その辺いけるならオスス
有名なハナシらしい、と云うコトは知ってるけど、その内容は全然知らないという状況で観に行きました。
結論として、かなり楽しい作品でした。
ハナシの筋としては「囚われのお姫様を勇者が救い出す」と云うありがちなモノ。
だけど、当の姫様が自分の出自を知らないとか、たまたま迷い込んだ盗賊が助け出すことを強要されるとか、一番有能な人間は姫様で、本当に一番有能なのはマキシマスだとか、物語自体も面白く。
で、観に行ったのは 3D 日本語吹き替え版でした。
けど、フルデジタル作品で、効果的に 3D を使いこなせるようになりつつあり、しかも最初から世界中で子供向けのビデオ販売も計画されている為でしょうか、タダの吹き替えではなく、劇中の文字表記も日本語で書かれており、アレはもう『日本語版』なのかもですね。
で、当然のように各シーンで歌っちゃったりするのですが、会話シーンと歌謡シーンでは声を充ててる声優も違えてある(姫様のみ)とか、宝塚のスタァを引っ張ってくるとか、金のかけ方が違います(笑)
そこまでやるなら、女性キャラの顔/頭部の造形をもっとなんとかs(ry
ところで、マキシマス無双を見てると、マキシマスを主役にしたスピンオフとかゲーム化とか期待したくなるのだが(爆)
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