2011-07-22(金) 14:09(UTC +0900) p Tweet
とある雷神の地球修行(ミッドガルド)
本編前に出たロゴマークで気付けよッて感じですが、北欧神話を元にしたと云うより、マーヴェルなアメコミでした(笑)
当然アタリハズレは大きいワケですが、今回はまあ悪くない出来、結構楽しめました。
マイティー・ソー 観てきた。てか、英語読みしてるだけで、要はトール神のコトなw 黄金聖衣のデザインは改めて素晴らしいとか、勇者王はやはり神だとか、アホなコトを考えながらとても面白く。で、 SHIELD が出たり、アイアンマンに関する言及があったり、 MARVEL 繋がりなのね。
物語としては、跳ねっ返りな王子を王が勘当し、チカラと身分を剥奪された王子がチカラ無き者との交流から学び、良き心を持って帰国する、と云う、王道な感じ。
そこに、嫉妬と裏切り、友情と恋愛がスパイスとなって、状況を動かしていきます。
北欧神話なので、神族共の普段着や鎧の解釈が間違ってる(アレではギリシャ神話風?)ような気もしましたが、ヘイムダルの黄金聖闘士ッぷりで全ては許されると思います(爆)
逆に、虹の架け橋の解釈と機構については、ちょっと感動的なまでに私好みで、なるほどコレならマーヴェルな世界観に馴染んでいるなと感心したり。
全般的には、ナンかちょっと物足りないというか、端折りすぎというか寸足らずというか。
で、コレが実は、マーヴェル作品としての一大イベントに繋ぐ顔見世興行というか導入というか、そう云う位置づけでもあるッてのが最後にヒョイと出てきて、うっかり納得してしまいました。
…単品としても、もうちょっと上手くやれよぅ(笑)
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2011-05-27(金) 13:10(UTC +0900) p Tweet
魔に魅入られたのは、姫か白鳥か踊り子か
いろんなところに狂気が見え隠れする物語でしたね。
自分の夢を子供に託すのは良くあるハナシですが、その結果として精神を病んでしまったりッて云うのは、残念なハナシですよねぇ…
特に、子供の頃からバレエをやらせるというのは、纏足とか虐待にも思えてきます…
ブラック・スワン 観てきた。序盤はバレエダンサーのリアルで『痛い痛い!』だったけど、中盤からラストにかけての凄まじい緊張感はゾクゾクした。それから「役に潰される」てのはそこまでの圧力なのかと、見てるだけで気持ち悪くなったw あと、全体的にリリー可愛いよリリー。
バレエについて、その動きや運動量を分かってはいましたが、筋肉の動きや関節の動きがゴリゴリと生々しく映し出され、改めてコレは凄いぞ、と。
特に背中については、バレエは踊り的にも背筋は酷使されまくりであり、また背中が大きく開いた服を着てることが多いコトもあり、女性でも背中に鬼を宿すんだなとか思って見たり(笑)
あー、あと、あの関節の可動域、特に股関節 → 膝 → 足首にかけて、様式美なのかもしれないけど素人目にはタダのギャグに見えてしまう辺りに、バレエが流行らない理由がありそうだな、とか?
予告編にあったように、本番舞台上での『黒鳥の舞』のシーンは圧倒的な映像でした。
ですが、実は練習シーンでもふんだんに CG が用いられていたのは、面白かったですね。
バレエと云えば、壁は全て鏡張りの部屋ッてのがお約束ですが、そこでの練習シーンで、踊り手や監督者(?)に張り付きで撮影したり舐めるように周りをグルグル撮影したりと、普通に撮ればカメラが写り込んでしまうところは、全部ブルーバック(グリーンバック)撮影と定点カメラを組み合わせた CG での再構築、ですよね多分。
あと、黒鳥の舞のシーンを見て、実際のバレエでもアニマトロニクスを活用したらどうかなとか思ってみたり(爆) そんなコトをせずとも観客に翼を幻視させるのが踊りッてモノだ、と云うのは、もちろん分かってますが(笑)
最後に、リリーについて。
『悪い友達』『ライバル』という役回りなのかもしれませんが、とにかく可愛く思えてしまって(笑)
享楽的で開放的で、性にも奔放で、勢いだけで生きている感じになってますが、バレエに関しては真摯に真面目に、素晴らしい踊りには心から感激してその想いを伝えずにはいられないという純真さを持ち、やり方は無理矢理かもしれないけど、ホントにニナを思いやっている優しさもあり。
「その後」の活躍が楽しみですね!
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cat: 映画鑑賞
tag: Mila Kunis, MOVIX, Natalie Portman, Vincent Cassel, バレエ, 白鳥の湖
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