2008-11-14(金) 12:44(UTC +0900) p Tweet
私は ThinkPad のキーボードが大好きだ
エー、広告記事で恐縮ではありますが、なぜ私が ThinkPad のキーボードが好きであるのか、その一端を紹介する記事がありますのでご紹介。
…というネタを書いてるのは、勤め先の非 ThinkPad なキーボードなんですけどね orz
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from マイコミジャーナル (広告記事)
「【特別企画】 私がThinkPadを選んだ理由 第3回 キーの下にある「打ちやすさ」の秘密」
こちらの記事を読みながら、手元の DELL 機のキーを打ちながら、自宅機のキーボードを思い出しながら、やはり「現代の筆記具」としてのキーボードには拘るべきだよなぁ、と。
もちろん、所詮は筆記具に過ぎないワケですから、一本百円もしないような販促品なペンでも、一本数千円も数万円もするような自分の為だけに作らせたペンでも、どんなペンを選択するのかは各人の自由です。
それでも、それなりの分量を書くならばそれなりのペンを選択したくなるのは仕方ないところです。同じ様に、それなりの分量を打鍵するなら、それなりのキーボードを選択するのも、これまた同じ様に仕方ないコトですね。
現代の筆記具としてキーボードを見た場合、プログラマーやコーダーが、例えば Realforce や Happy Hacking Keyboard を持ち歩くのは、それが飯の種になるのですから当然です。
同様に、文書作成が必須な、技術、営業、事務、経理などの職種でもそのキーボードにコダワリを持つッてコトが、つまりは生産性の向上に寄与するハズです。
コレまで、日本語入力/文字入力に関して ATOK を進めてきましたが、今、勤め先で ThinkPad ではないキーボードを使う羽目になって、改めて「ソフトウェアとハードウェアの両面」で良いモノを使うコトの重要さを実感しています…
…それにしても、 synchronicity でもないのでしょうが、昨晩にちょうど n-yoshi’s Open Pub でも話題になったネタを紹介するコトになるとは、面白いですな。
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2008-08-22(金) 23:40(UTC +0900) p Tweet
シフトキーは何故「Shift」ではなく「⇧Shift」なのか
「何気なくネタにマジレスしたつもりがネタでなくて驚いた」というネタ。
PC のキーボードには様々な文字や記号が刻印されております。
普段使うのはほとんど「文字」のキーなので、配列以外にはまあ疑問の余地はないと思われます。が、主に使用する文字以外の、特別に単語類が刻まれた「機能」キーについて、意外とその意味が知られていない様です。
例えば「シフトキー」。
キーボード上の刻印の表記では「⇧Shift」とわざわざ上向きの矢印が先頭になっています。また「キャプスロック」キーは「Caps Lock ⇪A⇪」と、今度はアルファベットの大文字を「わざわざ上向きの矢印の中に入れたカタチ」で添えられています。
実は、この矢印はキートップの機能/読み方を示しているのです。
先ず、キートップは上下二つに分けて考えます。
例えば「E」キーの場合、普通に入力した場合は、実は刻字されていない小文字の「e」を打っているのです。
これは、「3」キーなどの数字キーでも同様で、単独で「3」を押した場合は数字の「3」が打たれたことになる訳です。
次に、「シフトキー」は何をシフトしているのかと云うと、打鍵のモードをキー半分上にシフトしているのです。
このモードシフトにより、「E」キーの場合は大文字の「E」が、「3」キーなら「#」が打たれたことになる訳です。
これはかな入力時も同様で、単独打鍵では「い」「あ」が、モードをシフトした状態では小書きの「ぃ」「ぁ」と、 alphabet とは逆な感じで打鍵されたことになります。
そんなワケで、あの上向きの矢印にはちゃんと意味と読み方が込められているのです。
オマケで、何故「Caps Lock」なのか、についても。
先の説明の通りだと、名称的には「Shift Lock」などとなりそうですが、「Caps Lock」はモードシフトを固定しているのではなく、「Capital letter」に固定(Lock)している訳ですね。つまり、「アルファベットは全て大文字として打つ」と云うコトです。
そういう機能だからこそ、 CapsLock していても数字は数字のまま打鍵されるし、記号類が誤って打鍵されることにはならない、と云う訳です。
更にオマケ。
「Alt」キーは「Alternative」キー、
つまり代替機能を呼び出すと云うコト(例:メニュー操作)、
「Ctrl」キーは「Control」キー、
つまり制御/操作を発動すると云うコト(例:コピーなどの編集操作)、
「Esc」キーは「Escape」キー、
つまり操作途中の状況から離脱すると云うコト(例:設定画面を抜ける)、
ノート PC などが持つ「Fn」キーは「Function」キー、
つまり機種固有の独自機能を発動すると云うコト(例:ビデオ出力の切替)、
です。
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2008-03-12(水) 23:58(UTC +0900) p Tweet
Bluetooth なレーザーマウスが届きました
先日衝動的に注文していた ThinkPad ブランドによる Bluetooth Laser Mouse が届きました。
サイズはちょっと小さめで、いわゆるモバイルマウスと称される感じ、単三乾電池2本を電源とするため、見た目より相当に重くなります。
常用しているワイアードなマウス(「オススメ(殿堂)」にあるブツ)より、二回り小型で倍近い重量感、て感じですかね。
で、今回初めてビデオ撮影にも挑戦してみましたので、ご覧下さい。
実際の使用感について。
表面処理は ThinkPad でお馴染みなゴムのようなコーティングがされているモノで、しっとりサラサラな心地よい手触り。
スクロールホイールについては、コレはもうどうしようもありませんが、やはりイライラしますね。比較対象がスクロールポイント(感圧式でスティック操作)なユニバーサルスクロールとなりますので、ココは判断対象から除外(笑) まあ、要改善と云うコトで。
レーザーマウスとしての機能は、ビデオにもあります通り黒無地座卓の光沢面でも問題なく反応でき、申し分ナシですね。ちなみに、同じ面上では LED センサーの「3ボタン スクロールポイント・マウスII (オプティカル)」では全く反応しなかったり。
裏面というか腹面というか、には、電源スイッチと藍牙接続のペアリングボタンがあります。この辺は分かり易くて良いですね。
(えーと、結局取説も読んでないし同梱ディスクのドライバやユーティリティも入れてないや(笑))
てコトで、 Bluetooth (ブルートゥース)なマウス、電池の心配をしないで済む無線マウス、小型で質感の良いマウスをお探しの場合にはオススメですよ。
…個人的には流石に常用は難しいので、 PC キャリングバッグに AC アダプタ類と併せて常時待機ってコトにしてしまいそうですが(汗)
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2008-02-27(水) 15:53(UTC +0900) p Tweet
ThinkPad Bluetooth レーザー・マウス
ThinkPad X300 に関連して、新しい周辺機器が出ていないかなと見回ってみました。
そうしたら、 X300 専用ってワケでもないと思いますが、いつの間にかレーザーマウスが Bluetooth 化していたのでご紹介。ちなみに、納期不明ですがサクッとオーダー済み(笑)
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from Lenovo 日本 個人向けショッピング
「ThinkPad Bluetoothレーザー・マウス (41U5008)」
特徴
ThinkPad Bluetoothレーザー・マウスはBluetooth対応のデスクトップ及びノートブックPCで使用できる、コンパクトなマウスです。
ThinkPad USBトラベル・マウスと同様のデザインで、ケーブルのわずらわしさから開放してくれるだけでなく、レーザー・マウスの特性である、使用するデスクの表面にほとんど影響をうけない快適な使用感を提供します。
またパワーマネジメント機能と電源OFFのスイッチがあり、内蔵の電池の消耗を最小限にしています。
概要
- 解像度 : 800 DPI
- 操作していないときに自動的にローパワーモードに切り替わるパワーマネジメント
- ソフトな感触
- 取り出しやすく、また使用時はしっかりとバッテリーをホールドする独特のバッテリー・コンパートメント
- 左利き、右利き両対応
- 4方向スクロール対応のチルトホイール
- 単3電池2本使用(同梱品は初期動作検証用のものであり残量は保証されていません)
- 同梱の電池は保証の対象外です。
んー、残念なことに、ここで「殿堂入り」扱いをしている「スティックによるユニバーサルスクロールが可能なスクロールポイントシリーズ」ではないんですよね。
縦の回転と左右の傾斜で、一応は上下左右にスクロールさせることは出来ますが、そもそも「傾斜」がアリなんだったら縦方向も傾斜にしてくれよ、と。
ながーいページ送りをするとき、サルのように
「ガーッガーッガーッガーッガーッガーッガーッガーッガッ…ギャッギャッギャッギュ…ガーッガーッガーッガーッ、ガリ、ガリ、ガリ」
なんて、指が辛くなるような操作を強制するんじゃないよ、と(笑)
もっとも、望んだ通りのモノではないとはいえ、ちゃんと現代的なマウスを提供し続けてくれる姿勢はうれしいですね。
次こそは、激光/藍牙/杆指な「ThinkPad Bluetooth スクロールポイント・レーザー・マウス」をお願いします。
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2008-02-17(日) 03:47(UTC +0900) p Tweet
Re: ATOKなら3倍速く打てる!
今年版の ATOK 2008 についてですが、私も先日ネタにしましたようにそろそろ皆さん導入が進んできたようですね。
「あとで新聞」紙上でも上位に記事がランク入りしていますのでご紹介とあわせてトラックバックをば。
clip IT!
from [Z]ZAPAブロ~グ2.0
「ATOKなら3倍速く打てる!」
「Windowsをインストールしたら、アンチウィルスソフトとATOKは入れておけ!」
「赤」がイメージカラーだから、と云う訳でもありませんけど、確かに MS-IME の系統と比べると、トータルでの文章入力速度は軽く三倍を超える感じではありますね。
単純に変換精度が高いと云うコトのみならず、
「あり得ない」変換候補を出してこられて打鍵中にイライラしたり、
ついさっき文節を区切り直して正しい変換を教えた直後なのに同じ語を変換できなず再調教でイライラしたり、
私の様な「長文一気入力後一括変換」法の場合は、そもそもまだ打鍵中なのにアタマから順に無茶苦茶な文節区切りと変換で見てるだけでイライラしたり、
(この辺は設定で避けられるのかな?)
と云う様な過剰なストレスから解放されるという意義も大きいと感じています。
また、オプションとして各種辞書との連携も可能ですので、この場合は打鍵しながらより良い表現に磨き上げることも可能だというのが、更なるスピードアップをもたらしてくれますね。
あわせて、オススメしたいのは「かな入力」ですね。
確かに世の中にはもっと高速な日本語入力方法も存在しますが、コンピュータにこれから慣れようとする初心者さんに対しては、とにかく「かな入力」と「ATOK(その時点でのプレミアム最新版)」をオススメして欲しいと思います。
ローマ字入力の押しつけで「キートップに刻字された文字とは異なる音を入力しろ」と言われても、初心者にはとにかく大変なことなのです。
一度作った脳内の文章をわざわざ小分けにした上にローマ字にまで変換し、更にメチャクチャな並びの刻字を浚ってやっとで打鍵したって云うのに、ふと顔を上げてディスプレイを見たら、信じられない様な「あり得ない誤変換」が展開されているとか、それだけで心をバキ折られるようなモノです。
- 「ro-maji nyuuryoku」+「MS-IME」
- 脳内で文章(一文)を構成
- 漢字かな交じりの文章を読み仮名に展開
- かなの並びをローマ字に変換
- 変換した alphabet を元に打鍵するキーを走査
- 見つけたキーを打鍵
- 「3.」「4.」「5.」を繰り返して脳内文章を出力
- 変換操作で所望の文章に再構成
- 変換候補が正しければ確定、或いは、「あり得ない誤変換」で思考フリーズ…
- …スッゴイ頑張って、正しい変換に到達
- 次の文章で「さっき正しく変換した文字」がまた間違ってて絶望 orz
せめて、見たままその通りに打鍵すればその通りの文字が画面上に現れ、変換操作でそれなりに意味の通る変換をしてくれるような「ちゃんとした道具」を使わせて上げることが、先人としての責務ではないでしょうか?
間違っても、「自分がローマ字入力に慣れているから」という程度の理由で、無用な負荷を押し付けてはいけません、ね?
- 「かなにゅうりょく」+「ATOK」
- 脳内で文章(一文)を構成
- 漢字かな交じりの文章を読み仮名に展開
- 変換した音を元に打鍵するキーを走査
- 見つけたキーを打鍵
- 「3.」「4.」を繰り返して脳内文章を出力
- 変換操作で所望の文章に再構成
- 変換候補が正しければ確定、或いは、誤った候補部の誤りを訂正
- 多少の努力で正しい変換に成功
- 次の文章で「さっき正しく変換した文字」が一発で変換できて感動!!
大丈夫、素人さんの前で教示する時は、自分が入力する時だけ一時的にローマ字入力に設定を変更すれば良いんですよ。
だって、こっちにはその知識と業があるんですから、ね。
ちなみに、
「二種類の刻字を覚えるのは大変だから、 alphabet だけで済むローマ字入力をすすめる」
というのも、まあ、そもそも「キー配列を覚えないとならない」という前提からして、初心者から見ればハードル高過ぎで。
どうせキートップをイチイチ確認して指で確認しながら打鍵するんですから、そこはローマ字変換のロスを無くす意味でもかな入力がオススメですし、 ATOK ならそれこそかな入力状態のままで「カタカナ英語」を英単語に変換することすら可能という意味で、むしろ alphabet 配列を覚えなくても良いという新しい利点すらも生じてくる訳ですね。
また、多くの人たちは、変則的とはいえケータイの入力を「かな入力」で行っていることを、忘れてはなりません。
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cat: ATOK(エイトック), 言葉、言霊、言語再考
tag: ATOK, IME, IO, UI, キーボード
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2008-02-11(月) 21:11(UTC +0900) p Tweet
今改めて FEP としての価値が高まる ATOK
先日もネタにしましたが、私も愛用している日本語入力ツール ATOK の最新版「ATOK 2008」(ATOK 21)が先週末から販売開始となっておりますので、お知らせです。
clip IT!
from ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 (ITmedia オルタナティブ・ブログ)
「人間とPCの橋渡しをするソフトウェア達に感謝~ATOKとGreasemonkey」
で、しつこく何度もオススメしているのには当然ワケがあります。
それはつまり、単純なハナシ、性能/機能が良いと云うコトです。
ATOK などの日本語入力ツール、古くは Front End Processer (FEP) と呼び習わされていた訳ですが、現代の最新版 ATOK は、正にヒトと電算機を最前線で仲介する重要な存在となっています。が、コレはもう実際に、できるだけ長く試してもらわないとなかなか実感できないことと思いますので、是非とも体験版を試用して欲しいと思います。
そして、 JUSTSYTEMS に対しては、改めて抜本的な価格改定を強く要望したいと思います。
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2007-10-02(火) 01:23(UTC +0900) p Tweet
無効化するんじゃなく、正しい配列に置換しよう!
今日のツッコミ所は「押し間違うから無効化する、くらいなら、正しい配列に置換しとけな」と云うコトです(笑)
clip IT!
from ITmedia Biz.ID 3分LifeHacking
「押し間違いやすいキーを無効化する」
てコトで、「F1」キーをその存在自体無効化してしまうと云うネタのようで。ヒドい(笑)
まあ、確かにそんなヒドいことをしたくなるくらい、広く出回っているキーボードの配列は劣悪なものでありますが、だからといってそれなりに需要のある一部のキーを無効化するためだけにツールを常駐させるのはリソースの無駄ですね。
どうせやるなら、キー配列自体を正常化しておきましょう。
と、云うコトで、オススメは「Change Key」です。
こちらは常駐する類のモノではなく、もっと深く、レジストリ自体を書き換えることによりリソースの消費なしにキー配列を改竄してしまうツールです。
ちなみに、私が言うところの「正しい配列」とは、
「Caps Lock」⇔「Ctrl」(入れ換え)
「Esc」⇔「半角/全角」(入れ換え)
です。
(参考図にては右下も変更してありますが、コレはスペースバーを延ばすための措置であり、配列そのものには変化はありません)
更に、この Change Key の場合、レジストリ自体を改竄するので、他のキーボード操作系の常駐ツールとの衝突も基本的にありません。
また、レジストリレベルですので OS 起動直後、まだログオンしていない時点でもキー配列の変更が効いています。つまり、安全のための「Ctrl + Alt + Delete」ログイン時にも、正しいキー配列を分かっていないと ID/Pass の入力もできなくなったりします。
ちょっとしたセキュリティですな(笑)
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2007-09-10(月) 12:50(UTC +0900) p Tweet
その前に、「あなたはちゃんと言葉を使えているのですか?」というハナシ
とある blog に対するコメントを書こうと思ったのですが、なにやらドンドン発散して大事になってきたので、個別エントリとして TrackBack することにしました。
clip IT!
from ドーダスドニノようこそ! [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
「漢字が書けなくなる日??」
少々厳しいことを言いますが、「丸山」サンは本エントリに書かれたような主張をすることは不適当と思われます。
先のエントリ、『社内メールを減らそう!(ITの世界もECO) – ドーダスドニノようこそ! [ITmedia オルタナティブ・ブログ] http://blogs.itmedia.co.jp/donino/2007/09/iteco_457d.html 』に
『社外のスパムメール対策以外は、やはり企業ルールの徹底や別ソリューションへの展開で一様対応できると思います
』
と云う行があるわけですが、本当に『一様』に対応できると仰っているのでしょうか?
「一応」は対応できる、と仰りたかったのではありませんか?
「一様対応」と「一応対応」ではその意味するところが全く異なりますが、きちんと把握できていますか?
慣用句の誤用についても、その責任は「珍妙な候補を真っ先に挙げてくる不適切な IME の蔓延」にあると思いますが、普段 PC で日本語入力をしていて、その優先表示される候補に苛立ちを覚えたことはありませんか?
最新の ATOK 等の適切な IME なら、標準設定で慣用句の誤用について警告を発して矯正をかけてくれますが、その様な物をもっと広める努力をしていますか?
或いは、 ATOK を使ったことがありますか? MS 製品と比較したことはありますか?
最新の ATOK は電子辞書と連携して、日本語入力のついでに単語の意味を確認したり類義語の提示をしたりできるということを認識していますか?
便利な道具の出現により、それまでとは全く異なった状況になるのはごく自然なことです。
辞書がなかった時代、或いは誰でも画簡単に辞書を手にすることができなかった時代、彼らが如何な苦労を経て言葉を学んでいったのか。
それに比して簡単に辞書で調べられることが堕落だという訳ではありませんよね?
楔形文字の時代から随分と時が流れ、キーボードを叩くだけで簡単に文字入力できる時代になり、その結果文書化される内容の質は確かに堕落したかもしれませんが、それを凌ぐ価値がより多く創造されていることを再確認するべきと思います。
便利な道具の出現そのものに憂慮するより前に、その道具が標準提供している機能があまりにも愚劣で陳腐であることに対し、もっと声を大きく啓蒙する方がより重要なのではないでしょうか?
誤用塗れの候補を挙げてくる IME とか、辞書機能程度も未だに標準搭載していないケータイとか、改善するべきは人間の側の習慣ではなく、未熟な技術そのものなのですよ、きっと。
ということで、上記はコメント用原稿からの転用でした。
ちょっと変な感じになりますが、気が向いたら後ほど改定しましょうかね?
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