2008-08-22(金) 23:40(UTC +0900) p Tweet
「何気なくネタにマジレスしたつもりがネタでなくて驚いた」というネタ。
PC のキーボードには様々な文字や記号が刻印されております。
普段使うのはほとんど「文字」のキーなので、配列以外にはまあ疑問の余地はないと思われます。が、主に使用する文字以外の、特別に単語類が刻まれた「機能」キーについて、意外とその意味が知られていない様です。
例えば「シフトキー」。
キーボード上の刻印の表記では「⇧Shift」とわざわざ上向きの矢印が先頭になっています。また「キャプスロック」キーは「Caps Lock ⇪A⇪」と、今度はアルファベットの大文字を「わざわざ上向きの矢印の中に入れたカタチ」で添えられています。
実は、この矢印はキートップの機能/読み方を示しているのです。
先ず、キートップは上下二つに分けて考えます。
例えば「E」キーの場合、普通に入力した場合は、実は刻字されていない小文字の「e」を打っているのです。
これは、「3」キーなどの数字キーでも同様で、単独で「3」を押した場合は数字の「3」が打たれたことになる訳です。
次に、「シフトキー」は何をシフトしているのかと云うと、打鍵のモードをキー半分上にシフトしているのです。
このモードシフトにより、「E」キーの場合は大文字の「E」が、「3」キーなら「#」が打たれたことになる訳です。
これはかな入力時も同様で、単独打鍵では「い」「あ」が、モードをシフトした状態では小書きの「ぃ」「ぁ」と、 alphabet とは逆な感じで打鍵されたことになります。
そんなワケで、あの上向きの矢印にはちゃんと意味と読み方が込められているのです。
オマケで、何故「Caps Lock」なのか、についても。
先の説明の通りだと、名称的には「Shift Lock」などとなりそうですが、「Caps Lock」はモードシフトを固定しているのではなく、「Capital letter」に固定(Lock)している訳ですね。つまり、「アルファベットは全て大文字として打つ」と云うコトです。
そういう機能だからこそ、 CapsLock していても数字は数字のまま打鍵されるし、記号類が誤って打鍵されることにはならない、と云う訳です。
更にオマケ。
「Alt」キーは「Alternative」キー、
つまり代替機能を呼び出すと云うコト(例:メニュー操作)、
「Ctrl」キーは「Control」キー、
つまり制御/操作を発動すると云うコト(例:コピーなどの編集操作)、
「Esc」キーは「Escape」キー、
つまり操作途中の状況から離脱すると云うコト(例:設定画面を抜ける)、
ノート PC などが持つ「Fn」キーは「Function」キー、
つまり機種固有の独自機能を発動すると云うコト(例:ビデオ出力の切替)、
です。
注記:添付の写真の一部が改竄されているのは魂の配列です。
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