Skypeto: Skype chat to n-yoshi n-yoshi
Twitter: Follow laresjp on Twitter laresjp
feed: RSS 2.0 RSS or Atom Atom

旧世紀からの悪しき慣習に流された誤解

| go BLOG Top |

2006-06-30(金) 01:17(UTC +0900) p

信じられないのですが、未だに「初歩のパソコンスキル」としてローマ字入力を押しつけようとするヒトが居るようです。


clip IT!
from All About[パソコンスキルの初歩・資格]
入力の力をつけよう~速くなるコツは?~


せっかくですので、一つずつ反証していきます。


文字入力にはローマ字入力とかな入力があります。ワープロなどでかな入力に慣れているかた以外は、ローマ字入力をお勧めします。理由は、使用するキーの数が少ないこと。キーの位置を覚えるのが楽です。かな入力の人はかなのキー位置をまず覚え入力しますが、さらにメールのアドレスやインターネットのURLを入力する場合には結局アルファベットも使うので両方の位置を覚えなくてはいけなくなります。この2点から、ローマ時入力でアルファベットのキーを覚えておくと一挙両得だということになるのです。

但し、ローマ字は拗音や濁音など入れ方を覚えないといけないという難点があります。昔ローマ字を習ったかたには、「きゃ」を「kya」と打つことや「言って」を「itte」と打つことが難しく感じるかもしれません。そんな場合は、『小さい文字はリトル(小さいの意味)のl(エル)キーを打ってからその文字を打つ』と覚えると楽です。例えば「買った」と入れる場合「kaltuta」と小さい「つ」の前にl(エル)を打つ訳です。頭の中で「しょう」と入れる場合は、「よ」を小さく打つと考えて「lyo」と入れるようにします。だんだん慣れてきますので、最初は考えながら打つようにしましょう。


まず、「ワープロなどでかな入力に慣れているかた以外は、ローマ字入力をお勧めします。理由は、使用するキーの数が少ないこと。キーの位置を覚えるのが楽です。」という点についてですが、ゼロから鍵盤の列びを憶えるわけですから、そもそもキーの多寡は大した問題にはなりません。
むしろ、「憶えるまでは結局キートップを見て運指する」という点から見て、キートップに書かれている文字を見たまま入力できるかな入力の方が優位になります。

次に、「かな入力の人はかなのキー位置をまず覚え入力しますが、さらにメールのアドレスやインターネットのURLを入力する場合には結局アルファベットも使うので両方の位置を覚えなくてはいけなくなります。この2点から、ローマ時入力でアルファベットのキーを覚えておくと一挙両得だということになるのです。」も欺瞞です。
いきなりキー配列だけを憶えられるヒトはほとんどおらず、実際には憶えながら運指法に慣れていく訳です。先ず正しい運指法ありきで、ソレと同時に指でキー配列を憶えていくことになります。
つまり、最初からかなの配列とalphabetの配列を同時並行的に憶えられると云うコトです。コレも、キートップを見たまま憶えれば良いだけですし、分からなくなったらキートップを見ればそこに答えがあるので迷うとこもありませんね。

最後に、「ローマ字は拗音や濁音など入れ方を覚えないといけないという難点があります。」「最初は考えながら打つようにしましょう。」にローマ字入力の阻害要因の全てが集約されています。
入力したいのは頭の中に生まれた言葉そのものであり、ソレは日本語であれalphabetであれ、筆記による記述の通りの言葉達になる訳です。パソコンに取り組み始めたばかりで、マウスなどによるGUI操作そのものについても集中と努力を伴うような人たちに、頭に浮かんだ言葉を「先ず発音する音節未満にまで分解しろ」という傲慢こそ、パソコンによる文字入力に対する忌避感を煽っていると気付かなくてはならないのです。
特に思いだして欲しいのは、「パソコンは使えないけどケータイでならメールできる」という人たちがどのようにして頭の中の文章を打ち出しているのか、と云うコトです。そう、テンキーによる五十音順の「かな入力」です。
頭の中の文章はそのまま日本語として脳内で発音し、その発音をそのままひらがなとして拾い上げ、頭の中の文章をそのまま言葉として変換・打ち出している訳です。

以上のことから、「初心者にこそ『かな入力』を薦める」というのが、パソコンの先人としての役割となる訳です。
別に、「今現在ローマ字入力しているヒトに対してまでかな入力に切り替えろ」という訳ではありません。既に自分にとって慣れた入力方法が確立しているならば、それはそのまま利用すれば良いだけのことです。だからといって、初心者に対して「頭の中で不自然な変換を強いる入力方法を、自分がそれに慣れているからといって押しつける」コトは避けた方が良いですよ、と云うことです。

ちなみに、「早く入力する」という目的からも、そもそもの打鍵数が少なくなるかな入力の方が当然優位になりますね。
…求めているのは「速」い入力だというなら、見た目的にかな入力よりも多くの打鍵数を必要とするローマ字入力に方が、確かに「速」く見えるかも知れませんけどね()

関連するかも知れない?


, Permalink, 関連つぶやき
cat: lifehack (ライフハック), 電脳系
tag: , , ,
0 Trackback

トラックバック

この記事のトラックバック URL


Twitter

Powered by Topsy

オススメ(殿堂)

ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
ThinkPad
トラックポイント付きの無線キーボード

オススメ(amazon)

Twitter

オススメ(ニコ動)

オススメ(link)


検索

このblogをググる



タグクラウド


最近のエントリ

カレンダー

2020年10月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

分類別

保管庫


購読

marker

Firefox meter

CC LICENSE


since 2001-09-25

Powered by WordPress