2011-01-13(木) 18:52(UTC +0900) p Tweet
唄のチカラ、賢いムスメ、そして家族
バーレスク 観てきた。初っ端から圧倒されまくりの感動したおし、オチも素敵で、全て終わった後にうっかり拍手するとこだったよ! 大画面で煌びやかに、出来うる限りの大音響で、正に劇場で観るべき作品ですな。
と、感想については語り尽くしてしまった感もありますが。
物語的には「ショウビジネスを目指す田舎娘のサクセスストーリー」と云うよくあるものです。
が、そこに絡んでくる問題とその解決策が実に痛快で、その為の途も一本しかないところを諸々の影響で伏線回収しつつバッチリ納める、いろんな意味で、「これぞ、ショウ!」な快作でした。
さて、今回は木曜日(メンズディ)ではなくタダ券で見てきました。
ショウビジネスモノだと、やたらドラッグや犯罪やらが絡んできたり、足の引っ張り合いで人死にが出たり、展開がベタすぎてつまらなかったり、そんなモノだろうと期待せずに観に行ったら、見事にやられた感じです。
お茶の間で、と云うのはちとムリがありそうですし、音響のしっかりした銀幕でこそ観て欲しい作品ですが、それでもビデオでもイイから多くの人に見て欲しい作品だと思います。
オススメですよ!
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2011-01-07(金) 14:55(UTC +0900) p Tweet
su – root kill
久しぶりに映画を見て来ましたが、コレが実に良かった。
2D と 3D の使い分けが実に効果的。そのために、作品開始前に 3D メガネを外さずそのままでいてねという旨の要請があり、そのシーンになると実に「なるほど!」な効果を上げています。
続編と云うコトなので、実は未見の前作を見てニヤニヤしたいと思います(笑)
物語的には、脱出劇というか救出劇というか。
「黒幕」的存在は、実は言い付けを必死に守ってきた悲しい存在であったり、「元凶」は、文字通りすべての元であったり、舞台装置を駆動させるには十分な内容でしょう。
舞台装置、そう、この作品では特に世界観を語りたくなります。
現実世界の描写については、世界的(?)な OS を開発している割には、ナンとも間抜けな警備(体制的にも設備的にも)だなとか、大昔に作ったハズなのになんで全面タッチスクリーンでしかも壊れず稼働するんだよとか、ツッコミ処が目につきますが、ここは グリッド 世界との対比のためというコトで納得しておきましょうか…
ただ、コンソール画面についてはもっと大写しで長めに見せてくれよと思ったり(笑)
本編(?)たる グリッド 世界、ここにログインしたところから 3D 映像が始まります。
実は、現実世界は普通に 2D 映像でして、構図的には 3D を効かせられるシーンもありましたがその辺もすべて平板な 2D のまま、一転 グリッド にログインしたところから 3D 映像になると。その 3D 自体も控えめで、所々で効果的に強調され、コレがなるほど異次元感を顕著にします。
また、巨大構造物から一人乗りの乗り物まで、所謂「慣性」によるショックや緩衝/懸架を無視する動きを見せ、その割に ID を持つプログラム等は当たり判定や慣性や反動などがあり、この異様な落差もまた異次元感を補強します。
また、プログラム達の、特に クルー の生々しいまでの CG 感は、かなりの違和感というか「不気味の谷」な感じで面白いですね。
ガジェット/デバイス/乗り物など、コレはもう素敵過ぎなので、是非その目で確かめて頂きたく。
あと、言葉の使い方もイイんですよね、これまた。残念ながら字幕版(しかも「戸田奈津子」! orz)でしたのでそちらに引き摺られてクソッタレな感じになってしまいがちですが、耳で追える範囲で観ながらニヤッとしたり、今になって後々ニヤニヤしたり(笑)
吹き替え版はどうなってたのかな、アレ…
具体的には「ユーザー」「クリエーター」など、その意味合いは一般的な認識とはちと異なりますよね。
ところで、 ID としての「ディスク」ですが、最後のシーンで SIM(?) になってた(?)のが面白いですね。
Wikipedia によるとアイテム名称として Identity Disk やら ID disk やら ID やら云われてるようですけど、とにかく ID なんだってのがこれでもか、と。
そんで、その ID がログになり、書き換えられるコードとなり、ポータルのキーになっているなど、いかにもな扱い。奪ったり渡したり入れ替えて偽装したり、最終的にメモリーの中に書き出されたり、ホントに「いかにも」。
と、同時に、蝉丸Pの某講座を思い出してみたり(笑)
あと、最初はうっかりスルーしてしまうほどに馴染んでる Daft Punk に気付いたときは、うっかり噴いた(爆)
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2010-12-10(金) 11:04(UTC +0900) p Tweet
偽りの平穏と平和な闘争
スパイアクションコメディ、と云うジャンルになるのでしょうか。
物語的には、ちと薹がたった Boy meets Girl になりますかね。何というか、一貫してイケメンエージェント(元)がキュートなんですが(笑)
最終的にはハッピーエンド、というコトになってますけど、その割にはかなり酷い状況な気もします。
特に、後半の大立ち回りについては、後々かなりキツイ思いを引き摺りそうにも思うのですけど、それを緩和するのはやはり天使のような存在ッてコトなんでしょうね。
話をまとめるのもその存在が大きいようでしたし。
ところで、ママはどう見てもアル中だよな…
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2010-11-12(金) 09:55(UTC +0900) p Tweet
消耗する程使い込んだればこその〔味〕
いろんな意味で人間がモノの様に扱われる作品でした。
が、根底には人間らしさが透徹してる感じで、意外に興味深かったですね。
…英語版のエンディング曲の後に唐突に挿入された日本語の曲は、とことん邪魔でしたけども(爆)
で、物語としては、ヒーロー軍団が敵の砦を攻略する、と云う分かり易いモノ。
アクションは、例によって当たり判定が一方的なチートな銃撃戦と格闘戦、てな感じで。
ただ、若手(?)が格闘戦で色々な格闘技を使いこなしている風なのに、御大は古き良きド突き合いだったのが、ちょっと切なくもアリ…
さて、本作はなんと云っても、出演する顔ぶれがやたらと豪華すぎるのが肝、でしょう。
作中でもそれぞれ『ロートル』とか『現役ギリギリ』とか、そんな風な表現もありましたし、台詞回しメインのシーンではそれぞれの芸歴に重ねるような表現にニヤニヤしてしまったり(笑)
あざといと言えばあざといですが、このやり方は他でももっとやってもイイかもですね。
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2010-11-05(金) 10:07(UTC +0900) p Tweet
「そんなに言うコトを聞かず大丈夫か?」 「だいj(ry
予告編を見ながら、シリアスな状況の割になんかコミカルだなと思ってましたが、そのまんまコメディ作品でした(笑)
物語自体は、本来は「超技術」とその開発者の争奪戦であるハズなのですが、そんなコトお構いなしに世界を飛び回りながら連れ回されながらのドタバタ劇、と。
ジャンルとしては「スパイアクション」で「騙し合い」な感じではあります。
しかし、何度も繰り返される「パターン」や予想どおりのリアクション、そして深い意味を持たせたスルーなど、どうしてもお笑い要素が強く感じられます。
実際は、近年希に見るという程度にヒトが死にまくってる作品だったりするのですけど(爆)
そして、最後にもう一発パターンの踏襲と仕返しがあり、コレが巧くオチを付けていて見終わった後もスッキリと。
なお、タイトルは見てる間に実際「ホント、云うコトを聞かんヤツだなコイツ」てな印象を受け、そういや最近流行のアレも「ヒトの云うコトを聞かない」から色々手を尽くして救済するッて設定だったなと思ったコトに起因してます。
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2010-10-29(金) 20:44(UTC +0900) p Tweet
当世最高、究極の手書き “MAD”
久しぶりに、実におバカでアホくさく、最高に面白い全力のアニメーション作品を見ました。
こう云うところでつまらんテレビタレントなんかに演技させるとかなり残念なコトになるのですが、今回はタレントの側にキャラを合わせ、且つ、小難しい台詞回しのないシナリオで、基本的にはガリガリな手書きアニメの迫力で突き抜ける感じ。
そうなるとまあ、控えめな演技でも十二分に効果的で。
物語としては、所謂「キャノンボール」レースを予選から本戦前と本戦のゴールまで、という感じ。
設定がぶっ飛んでたり、色々と無茶苦茶でデタラメな動きだったりするのですが、勢いと迫力で取り敢えず強行突破してみた、的な。
車体や装備に色々とこだわってる風だったのに、結経アレなアレだったりするのはどうなんだと思わないでもないですが(笑)
ところで、レース結果についてなんですが、アレは誰が勝ったんですかね??
それと、あそこまでやらかしてて、最後はマシン関係ないとか、どうなのよ(爆)
あ、姫は素敵でした。
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2010-10-22(金) 17:30(UTC +0900) p Tweet
分かり合うことこそ、争いを乗り越える途
冒頭で「ナニ、あいつ再生したの? お、新メンバーか!?」と思ったら裏切られた(笑)
主要な登場人物は一通り存命し、それぞれの役割をつとめながら戦い続けていました。
表舞台に上がった者、裏方に回った物、新しい任務に就く者、新しい関係を築く者、そして先立ってしまった者の後を継ぐ者、それぞれの戦いがありました。
そんな中、予測された来訪者が、人類とは全く異なるコミュニケーション手段で訪れます。
(それが人類全滅への脅威となるとか、接触者は別種の存在に変容するとか、エウレカセブンに似てるとか、思わなくもない(笑))ですが)
結果的には大団円というコトになりますが、そこまでの映像がとても印象深かったですね。
例えば、圧倒的な物量に対抗する為、あらゆる兵装を全力で行使して、その様が凄まじい密度で画面いっぱいに手前から奥まで展開されまくるとか、パトリックは相変わらず不死身だとか、ティエたんがほとんど『チャム・ファウ』扱いだとか(爆)
それにしても、最大の謎は未解明のまま、新しい謎が…
なぜ予測できたのか、如何にしてワープしたのか、どうして『ビリー・カタギリ』は景太郎の如くもてるのか…
ミスター・ブシドーは、恋い焦がれた彼にその身を捧げることができて、幸せだったのかな…
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2010-10-16(土) 15:14(UTC +0900) p Tweet
「森の夜」は、こんなにも賑やか
常にうっかり先陣を切ってしまう TINGARA (てか、”イシジマヒデオ”氏?) が新たに立ち上げたプロジェクト “Island Gallery” と云うサイト。
そこで取り扱うのは素敵な版画/写真/音楽などですが、このたび遂に、 Island Gallery 独自のダウンロード販売サイトによる「音楽のダウンロード販売」も開始されました。
その第一弾として販売されているのが「バイノーラル録音による沖縄の森の息吹」とも云える『八重山~神々が集う場所~』です。
一般的に「森の中」と云えば「静かな環境の代名詞」として認識されていると思います。
更にその世界の夜、「深夜の森の中」ともなれば、「さぞかし静かなのだろう」と勘違いしてしまいそうですが、多くの動物は実は夜行性であることを考えた時、その認識は改められます。
では、実際にはどのような状況なのか?
それは是非、自らの耳で是非試聴して、もっと聴きたくなって、実際に音源を購入してみましょう。
ちなみに、ダウンロード購入可能な音源は三形式、それとは別にパッケージ版も提供予定とのこと。
三形式はそれぞれ
『CDクオリティを凌ぐ音質』 “WAVE / 24bit 48k 988 MB”
『CDクオリティの音質』 “WAVE / 16bit 44.1k 605 MB”
(↑コレはそのまま CD-R に灼き込み可能です)
『MP3により圧縮した音質』 “MP3 / 256 Kbps 372 MB”
がそれぞれ用意され、 60min 1トラック でいずれも800円というお値段。
『音質で価格に差を付けても、実際には綺麗に圧縮する時の手間は逆累進になるので、ならば価格は一律でしょ!』
という、とても分かり易い判断ですね。
多少高級なオーディオ環境でも聞き分けられないくらいの品質で圧縮しているそうなので、安心して容量だけを目安に購入しちゃいましょう。
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