2011-02-28(月) 11:22(UTC +0900) p Tweet
最強不死身のお年寄り
RED 観てきた。なんつーか、もう、終始ニヤニヤが止まらんw ベテラン勢の強さはもちろん、過去の経緯や複雑な相関、呆れるような世間の狭さなど、あの時代の諜報活動ならありそうだなー、とかww で、新人君は結局どんな風に片を付けるのかな?
全般的に年齢高めでした(笑)
ですが、圧倒的な知識と経験、蓄えてきた武器弾薬、極狭くも複雑で物騒な交友、そしてナニより恵まれまくった才能と適正で以て、でたらめな強さで現役のヒヨッコ共を圧倒しまくりです(爆)
ブラインドから腰撓めでグレネード放ってナイスショットのヘッドショットとか、コレなんの遊びだよとか(笑)
物語的には、醜聞隠しとそれに見せかけた強請と、その陰謀に対する大反撃祭り、と云う内容。
あと、ちと酷い表現ですけど、「老いらくの恋」な部分も素敵でしたね。「吊り橋効果」補正もかなりあるのでしょうけど、互いに顔を合わせる前に声だけでもしっかり恋愛していたので、その後も良好な関係を続けていける、かも?
それにしても、元気なご老人がショウビジネスにも増えてきましたね。
なんだかんだでドンドン若手や新人が出てくるし、ベテランはますます元気だし、きちんと収益を上げられる娯楽を提供し続けるシステム共々、やはりアメリカの映画界は凄いですね。
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2011-02-19(土) 21:04(UTC +0900) p Tweet
虚構、なれど説得力を持つ成功物語
ソーシャルネットワーク 観てきた。所謂「ICT ベンチャー」の爆発力と、何故それがアメリカなのかが端的に描かれていて、創作とは言えかなり興味深かった。 CEO とCFO のギリギリの友情と幼さはちょっと切なかったかな。で、結局 Facebook の使い方が分からないオレガイルw
アメリカの有名大学ならではの学生生活。
そこは絶望的なまでの格差社会であり、学生はできる限りの『チカラ』を駆使し、クラブ入りし、ソーシャルネットワークを構築しようとするモノである。
先ずはそんな基礎知的な前提に驚きました。
そんな状況が分かってしまうと、なるほど Facebook に学生が飛びつき、そのネットワークの威力によりドンドン拡大していくのも納得です。
その後の国際展開や、数億にも届くというアカウント数の増大については、色々な分析があり、国ごとのネットワーク環境の要因もあり、単純なモノではないと思いますが(笑)
さて、物語的には基本的に全編フィクションとのことらしく。
外部から把握されている数値的情報と、創業者から一応の監修を受けてはいるとのコトですが、シナリオ自体は一切の取材を拒否されたままでの創作と。
結果、アメリカの名門大学生やそこから ICT ベンチャーが飛び出してくる様子、ベンチャーで学んだことを次なるベンチャーに伝える先輩役やファウンダーなど、実に興味深い情報バラエティー(?)になっています。
(あの内容が本当に為になるのか、私には全く判断できませんが(爆))
そんな状況でも、なんとか必死に友を信じようとする姿が、凄く印象的でしたね…
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2011-02-10(木) 13:08(UTC +0900) p Tweet
ひとりヒトリがヒーローになる時代?
キックアス 観てきた。取り敢えず、ヒトを殺し過ぎだし洗脳教育怖すぎ。あと、『人殺し』の扱いが軽すぎで、結局アメコミの世界じゃねーか、とかw 面白かったのだけどなww
二週続けてアメコミヒーローモノ(笑)
今度は、本当になんでもない一人の少年が、コスチュームとちょっとした練習だけでヒーローとしての名乗りを上げ、その行動がダークヒーローやら悪役やらを呼び出すという内容。
例によって殺しまくりなのは、ホント、アホですけどね(爆)
普通の人間が生身のままでヒーローになる。
その為には、例えば「痛覚が鈍くなる障害」であるとか「元から金持ちでその財力を投入した装備」が必要になるワケですが、「小悪党をのして金品をまきあげ、そのカネで装備を増強して更なる大物を狙ってより大きなアガリを狙う」というやり方は、ちょっと斬新かもと感心したり。
もうひとつ、「幼少期からの徹底した洗脳教育と訓練で殺戮人形を作り上げ、それにヒーローコスをかぶせる」てのも、なかなか上手いな、とか。
実際、少年兵とかはそんな感じに作られるらしいしなぁ…
あと、ヒーローになる課程として、 YouTube や MySpace が重要な位置を占めているというのも、時代ですね。
制作が2009年らしいので、今なら更に Twitter が使われたり MySpace が Facebook に置き換わったりしてくるかな?
つまり、情報伝搬速度の向上が、『ヒーロー』と云う事象そのモノまで加速している、と。コレは、コスチュームを着てない実際のヒーローたちにも同様な、リアルな点ですね。
撮影方法等には目新しいモノはなかったのですが、ヒトツだけ、素晴らしい映像表現がありました。
所謂「アメコミ」の絵は、元々デッサンや描写がしっかりとした写実的なモノですからそのまま 3D CG にしても破綻や違和感がなく、だからバットマンなどはデジタル俳優なんてコトにもなっちゃったワケですが、遂に、「3D モデルをアメコミレンダリングして、アメコミそのままの映像がアニメーションする」コトになってます。
作中の1シーンだけなんですが、ぶっちゃけアレでそのまま全編作ったらイイんじゃないかとか(笑)
最後に、ヒット・ガールは色々な意味でやばいので、是非観て欲しいと思います!
個人的好みとして、『クロエ・モレッツ 萌え』とまでは逝きませんでしたけども、アレは人気出て当然ですね…
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2011-02-04(金) 14:31(UTC +0900) p Tweet
どら息子の破壊的社会貢献
グリーンホーネット 観てきた。分かり易いお馬鹿作品で楽しかったが、ぶっちゃけ 3D の無駄遣いだなw エンディングのカートゥーンアニメーションとスタッフロールが最高のシーンなのはどうよ?w 最大の衝撃は、エンディングソングなのだがww
正義を志した者が、悪の手法で悪を討つ。
作中でも『アメコミ的ヒーローの欠陥』への言及があったり、この視点は珍しいと思いました。
やってることはドタバタになっちゃいますが、名乗りを上げた後の初仕事で無茶苦茶ビビったり、結構あっさりピンチに陥ったり、等身大のヒーローとして妙な現実味があって面白いところです。
また、この作品は「助手 (sidekick) 」が主役なのも良いですね。
カネとクチを出すけど残念戦力に過ぎないどら息子を、センス/知能/技術力/身体技能と更に戦力的にもでたらめにレベルの高いイケメンがナントカ使い物になるように仕立てるあたりにも、現実的な感じがします。
(全てを一人でこなしてるのが、アイアンマンかも?)
更に素晴らしいのが、怖い怖いブラッドのヒト。
最初から飛ばしてる割に実は結構『若手の意見』を気にしてたり、装填構造が謎な特製改造拳銃にこだわってたり、考え抜いた(イマイチ間抜けな)決め台詞を結局最後まで謳いきれなかったり、キュートです(笑)
アメコミヒーローモノには魅力的な敵役が必須ですが、コレは見事に達成してますね。
…さて、本作は 3D 上映だったのですが、無駄なことをしてしまいましたね。
普通に 2D 作品として撮影したモノを後付けで 3D にコンバートしたらしいのですが、まー無駄なこと(爆)
あの内容なら、もっとトーンをマットにした上で敢えて平板な 2D にする方が面白いでしょ。
最初から 3D で企画して撮るならまだしも、コンバートして公開を遅らせたのは完全に逆効果です。もったいない。
もう暫くは、こんな残念な 3D の無駄遣いが続くのかなぁ…
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2011-01-28(金) 11:58(UTC +0900) p Tweet
暴走特急暴走貨物列車
アンストッパブル 観てきた。元ネタは有名な鉄道事故で、結末まで知ってるんだけど、かなり面白かった。特に会話というか掛け合いでウッカリにやけてしまうw
セガールは出ません。
ネタ元は CSX 8888 暴走事故と呼ばれるアメリカで実際に起こった鉄道事故。
多少の脚色はありましたが、実際の事故をなぞるシナリオになってます。
事故原因とその拡大の規模は、日本ではあり得ないレベルなんですが、ホント、8888号が大惨事にならずに良かったですよ。
そんなワケで、事件のあらまし自体は既知のモノで。
途中で、いくつかの盛り上げ要素もありましたし、彼の機関士の安否は凄い気になるところですが、ナニより、会話や掛け合い・対策班の行動などがとても面白く。
まさか、主任溶接工があんな活躍をするとは思いませんでした(笑)
そして今回も、ダクトテープ万能論が炸裂(爆)
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2011-01-15(土) 17:43(UTC +0900) p Tweet
映像技術とトレンディドラマ
木村拓哉版 ヤマト 観てきた。メカニックデザインとか戦闘機の変態マニューバとかコスモゼロとかアナライザーとか緒方賢一とかとても良かった。あと木村拓哉だった。
その前日に観た「バーレスク」同様、イイ意味で裏切られました。
改めて、実は「宇宙戦艦 ヤマト」を観てないことを思い至ったり、今劇場版のストーリーがどの程度新訳なのか分かってなかったりするワケですが、それでも日本の映画としてはよく頑張っていると云えましょう。
特に、制作時間の半分以上、全映像の大半を占める CG や映像効果・合成は、既に世界レベルに達していました。
メカニックデザインが下手に旧作を踏襲しようとせずに真面目に作り上げられていたこと、姿勢制御の為の噴射が正しく表現されていたこと、アナライザーがきちんと意味ある存在として活躍したことなど、好感が持てます。
まあ、それだけに、所々に見られる謎の現象や超技術について、違和感を覚えたりもするのですけども(笑)
物語については、大筋では変わってないようです。
敵性勢力とかその正体に関しては、ふとガンダムを思い浮かべたりしましたが気の所為です。
あと、ドラマ部分については普通にトレンディドラマでキムタクでした。
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2011-01-13(木) 18:52(UTC +0900) p Tweet
唄のチカラ、賢いムスメ、そして家族
バーレスク 観てきた。初っ端から圧倒されまくりの感動したおし、オチも素敵で、全て終わった後にうっかり拍手するとこだったよ! 大画面で煌びやかに、出来うる限りの大音響で、正に劇場で観るべき作品ですな。
と、感想については語り尽くしてしまった感もありますが。
物語的には「ショウビジネスを目指す田舎娘のサクセスストーリー」と云うよくあるものです。
が、そこに絡んでくる問題とその解決策が実に痛快で、その為の途も一本しかないところを諸々の影響で伏線回収しつつバッチリ納める、いろんな意味で、「これぞ、ショウ!」な快作でした。
さて、今回は木曜日(メンズディ)ではなくタダ券で見てきました。
ショウビジネスモノだと、やたらドラッグや犯罪やらが絡んできたり、足の引っ張り合いで人死にが出たり、展開がベタすぎてつまらなかったり、そんなモノだろうと期待せずに観に行ったら、見事にやられた感じです。
お茶の間で、と云うのはちとムリがありそうですし、音響のしっかりした銀幕でこそ観て欲しい作品ですが、それでもビデオでもイイから多くの人に見て欲しい作品だと思います。
オススメですよ!
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2011-01-07(金) 14:55(UTC +0900) p Tweet
su – root kill
久しぶりに映画を見て来ましたが、コレが実に良かった。
2D と 3D の使い分けが実に効果的。そのために、作品開始前に 3D メガネを外さずそのままでいてねという旨の要請があり、そのシーンになると実に「なるほど!」な効果を上げています。
続編と云うコトなので、実は未見の前作を見てニヤニヤしたいと思います(笑)
物語的には、脱出劇というか救出劇というか。
「黒幕」的存在は、実は言い付けを必死に守ってきた悲しい存在であったり、「元凶」は、文字通りすべての元であったり、舞台装置を駆動させるには十分な内容でしょう。
舞台装置、そう、この作品では特に世界観を語りたくなります。
現実世界の描写については、世界的(?)な OS を開発している割には、ナンとも間抜けな警備(体制的にも設備的にも)だなとか、大昔に作ったハズなのになんで全面タッチスクリーンでしかも壊れず稼働するんだよとか、ツッコミ処が目につきますが、ここは グリッド 世界との対比のためというコトで納得しておきましょうか…
ただ、コンソール画面についてはもっと大写しで長めに見せてくれよと思ったり(笑)
本編(?)たる グリッド 世界、ここにログインしたところから 3D 映像が始まります。
実は、現実世界は普通に 2D 映像でして、構図的には 3D を効かせられるシーンもありましたがその辺もすべて平板な 2D のまま、一転 グリッド にログインしたところから 3D 映像になると。その 3D 自体も控えめで、所々で効果的に強調され、コレがなるほど異次元感を顕著にします。
また、巨大構造物から一人乗りの乗り物まで、所謂「慣性」によるショックや緩衝/懸架を無視する動きを見せ、その割に ID を持つプログラム等は当たり判定や慣性や反動などがあり、この異様な落差もまた異次元感を補強します。
また、プログラム達の、特に クルー の生々しいまでの CG 感は、かなりの違和感というか「不気味の谷」な感じで面白いですね。
ガジェット/デバイス/乗り物など、コレはもう素敵過ぎなので、是非その目で確かめて頂きたく。
あと、言葉の使い方もイイんですよね、これまた。残念ながら字幕版(しかも「戸田奈津子」! orz)でしたのでそちらに引き摺られてクソッタレな感じになってしまいがちですが、耳で追える範囲で観ながらニヤッとしたり、今になって後々ニヤニヤしたり(笑)
吹き替え版はどうなってたのかな、アレ…
具体的には「ユーザー」「クリエーター」など、その意味合いは一般的な認識とはちと異なりますよね。
ところで、 ID としての「ディスク」ですが、最後のシーンで SIM(?) になってた(?)のが面白いですね。
Wikipedia によるとアイテム名称として Identity Disk やら ID disk やら ID やら云われてるようですけど、とにかく ID なんだってのがこれでもか、と。
そんで、その ID がログになり、書き換えられるコードとなり、ポータルのキーになっているなど、いかにもな扱い。奪ったり渡したり入れ替えて偽装したり、最終的にメモリーの中に書き出されたり、ホントに「いかにも」。
と、同時に、蝉丸Pの某講座を思い出してみたり(笑)
あと、最初はうっかりスルーしてしまうほどに馴染んでる Daft Punk に気付いたときは、うっかり噴いた(爆)
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