2013-08-20(火) 23:38(UTC +0900) p Tweet
『桜島』の新記録に対する誤解を解く
先日、2013年 08月 18日 日曜日 に猛烈な噴煙で大迷惑をブチかました桜島ですが、ナニやら『観測史上最大』というのが一人歩きしている気配。
生まれが鹿児島だという程度でぶっちゃけ素人に過ぎないのですが、新記録の条件とか桜島の噴火頻度のアホさ加減をまとめて解説したいと思います。
まあ、タイムラプスにもなってるこの噴き上げッぷりは、初めて見ると確かに衝撃的ではありましょうが(笑)
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cat: 科学・技術ネタ
tag: @en_sakurajima, @vol_jp, 噴火, 桜島, 気象庁, 火山, 災害, 爆発, 鹿児島
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2011-03-12(土) 16:58(UTC +0900) p Tweet
無事でございます
n-yoshi でございます。
当方、住居も家財も、私自身の心身にも問題はありません。
まだ余震の揺れもありますが、皆さんも諸々お気をつけて。
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2011-03-09(水) 13:31(UTC +0900) p Tweet
津波のヤバさを図示してみる
津波って確か数十センチでもやばいんだよね。この図が凄く分かりやすかった http://nakanokana.269g.net/article/14440904.html
良くできた分かり易い AA があったので、コレを更に良くしてみた。
元ネタは↓
clip IT!
from カナメモ
「波と津波の違い【2chコピペ】」
台風など、風によって起きる「高波」は、確かに高くはなりますけど、それでもまだ水の板です。
対して、「津波」は、遠い深海底で生じた甚大なる脈動により、海全体が上下してる状況の端っこであり、言い換えると「海全体が雪崩れてくる」様なモンです。
しかも、波はせいぜい数十m程度の幅ですが津波の幅は数キロになったりしますので、その質量はもうトンでもないコトになってます。
よって、当然のようにそのエネルギーの総量は桁違いに桁が違います。万倍とか億倍とか、そんな規模。
以上を踏まえると、次のような感じ。
●4メートルの波 (水の板) ザッパン 波 波 波 波波 ● 波 波波 波波波波 人 波波波波波波波波波波波波波波波波波------------- 波波波波波波波波波波波------------------- 海海海海海------------------------- 海海海--------------------------- ●4メートルの津波 (巨大な水塊) ←何十~百kmもの彼方までおんなじ高さ で 更に図の奥行き分、数キロの幅になることも↗ ↙ ゴゴゴゴゴゴゴ‥ 波波波波波 波波波波波波波波波波海海海海海波 海海海海海海海海海海海海海海海海波 海海海海海海海海海海海海海海海海海波 Σ ● 海海海海海海海海海海海海海海海海海海波 人 海海海海海海海海海海海海海海海海海------------- 海海海海海海海海海海海------------------- 海海海海海------------------------- 海海海---------------------------
↑では4mとなってますけど、例え「50cmの津波」でも、その背後には太平洋分の水塊が待機してると考え、十分に気をつけましょう。
スマトラの惨事で何度も映像が流れたので憶えてると思いますが、膝下程度の水位でもトラック程度は簡単に押し流すパワーがあります。
くれぐれもおもしろ半分に近づかないように。
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2010-10-01(金) 13:03(UTC +0900) p Tweet
桜島が、少し落ち着いたようです
年間の爆発的噴火回数が一千回突破しそうな勢いだった桜島ですが、ここしばらくは噴火もしてない様子。
その代わり、なのか、諏訪之瀬島がそろそろ年間爆発回数カウントを始めそうな勢いで爆発的噴火しまくっております。
そんな中、気象庁によると桜島の噴火警戒レベルが引き下げられているようなのでお知らせ。
clip IT!
from 気象庁
「桜島 噴火予報・警報 第2号」
桜島では、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね1kmの範囲で警戒が必要
噴火警戒レベルを3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引下げ
…まあ、人間の暦を無視するなら、「桜島で一年間で一千回以上の爆発的噴火が確認された」コトに変わりはありませんし、警戒レベルが引き下げられたと云っても十分すぎるほどの危なっかしい状況ですし、今後も警戒は必要でしょう。
ちなみに、昨年から爆発的噴火回数の状況は 2009/10: 101回, 2009/11: 72回, 2009/12: 117回, 2010/01-09: 781回, となり、昨年十月からの起算で 1,071回 と、アホみたいな大台を軽く突破しております(笑)
それにしても、やっと桜島が自重したと思ったら、今度は諏訪之瀬島が(爆)
あ、ついでに
「日本の火山噴火状況をお知らせする Twitter ボット」 @vol_jp
もよろしくー
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2010-09-01(水) 18:27(UTC +0900) p Tweet
ご家庭内にも「デジタル」防災を
今日は防災の日、てコトで、ご家庭でも必要となってきている各種情報機器に関する防災ネタを。
先ずは、なんと云っても電源確保、つまりは UPS (無停電電源装置) を入れましょう。
最近「パソコン」と云えばほとんどがノートパソコンとなり、更に自宅でもケータイをメインに使う方も多いので、端末自体に内蔵バッテリを持っているから『別に UPS なんか要らない』と思っているコトでしょう。
であるが故に、急な停電が起きた場合の影響範囲を見積もることもせず、意外な見落としで大ダメージを被ってしまう恐れがあるワケですね。
ウチの場合、データ保管用の NAS やテレビ録画用の HDD レコーダー、それらや端末を連絡するハブやルーターは UPS に繋ぐ必要があります。
一般のご家庭なら、複合機(プリンタ/スキャナ)や USB 接続の外付け HDD 、更にそれらの経路となる USB ハブ自体も、保護する必要があるかもしれませんね。
次に、真に残すべきは機材ではなくデータであるコトに着目し、保管場所としての NAS を導入しましょう。
過去から蓄積しているメール、家族を写した写真やビデオ、がんばって作り込んだイラストやモデルデータ、諸々の住所録や家計簿など、他に誰も作っていない、『コレが消えたら最初からやり直し』となるデータは、実は『ご家庭の中』にこそ存在するのです。
業務に関するモノなら誰かが写しを残しているかもしれませんし、関係先のデータを寄せることで自社データの再現も可能かもしれませんが、個人がもつ私用のデータというモノは、当人が自ら行う以外にバックアップはされないワケですね。
もちろん、前出の通り普通の外付け HDD でも大丈夫ですが、可能であれば RAID 構成を組めるアプライアンスタイプの NAS がオススメです。
特に iTunes を利用していたり、家族がそれぞれ自分用の端末を持っていたりする場合、大容量の NAS をネットワークの向こう側に置くと楽できますし、 Wi-Fi で宅内モバイルする場合にも、外付け HDD を持ち歩くなどの危険もなくなりますね。
更に、モノによっては「定期的に NAS → NAS の自動バックアップを行う」機能もありますので「バックアップのバックアップ」も可能です(笑)
最後に、データを預ける金庫として、使い勝手が良くなり費用的にも手を出しやすくなった クラウドサービス の活用も検討しましょう。
例えば、先に示した「残すべきデータ」の内【メール】【写真やビデオ】については、そのものズバリ、ウェブメールサービスや写真/ビデオ共有サービスに投げてしまえます。
具体的には、 Gmail/Picasa/YouTube (Google) や Yahoo!メール/Flickr (Yahoo!) や Live Hotmail/Live SkyDrive (Microsoft) と云った、各社のサービスです。
更に、【住所録】については iPhone なら MobileMe に預ける、表計算による【住所録や家計簿】なら Google Docs に転写して移行する、なども可能ですし、【イラストやモデルデータ】についても Dropbox や インターネットディスク のようなオンラインストレージに(容量次第ですが)ファイルそのものを預けるのもアリです。
特にクラウドの活用は、データのバックアップにもなりますが、重要なのはむしろ端末への依存度を下げる効果にあります。
単純に、「場所を問わずに利用(アクセス)出来る」という面もありますが、データをクラウドに預けているので「端末を買い換えるなどしてもデータの移し替えが不要」という効能もあります。
クラウドに投げておくのが無理なくらいの大きなファイルであっても、 NAS や外付け HDD に入れておけば同様にデータの移し替えは不要になりますね。
まだまだ暑い日が続きます。
ブレーカーが落ちたり停電したり、色々な障害に遭遇することもあるでしょう。
台風もこれからが本番ですので、風水害でバックアップを残さなかったことを後悔するかもしれません。
冬の乾燥する時期ともなれば、火事で焼け出されて飯の種となるデータを丸ごと喪う可能性もあります。
防災・減災という視点で、個人持ちのデータの保管について、改めて考えてみて下さい。
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cat: Tips(ティップス), 電脳系
tag: NAS, UPS, クラウドコンピューティング, 台風, 減災, 災害, 防災
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2010-05-11(火) 16:40(UTC +0900) p Tweet
桜島の爆発的噴火が驚異的な頻度になってる件
注意
以下は桜島が消し飛ぶ程の大噴火の危険性とは全くの別問題です!
昨年から極端にペースアップしている桜島の「爆発的噴火」の頻度ですが、これが、年初来の年間回数であっさり五百回を超えてしまいました…
桜島 爆発 2010年05月11日02時02分 (今年 500 回目) 第 1 報 http://j.mp/cnxuWl
桜島 爆発 2010年05月11日02時02分 (今年 500 回目) 第 2 報 http://j.mp/c2PS76
昨年に更新した「新記録」自体が、観測史上でも突出した大記録になっているのですが、今年はそれすらも霞む程の回数になりそうです。
当年分の噴火履歴は「気象庁 | 噴火に関する火山観測報」から、 Twitter では @vol_jp (日本全土の火山の爆発報) や @en_sakurajima (英文での桜島の爆発報) にて確認できますが、ホントにアホみたいな勢いです。
主要な放送局が気象情報として桜島上空の風向きを常時報じるなど、鹿児島県人としては桜島とのつきあいを前提としてはおりますが、それでもこの勢いはムチャクチャです…
噴出した溶岩流によって大隅半島と陸続きになった先の大正大噴火は 1914年 01月12日 (大正 3年) (Wikipedia) 、「るろうに剣心」の時代ならまだ独立した島だったり、「サクラ大戦」の時代ならその傷痕も生々しいという、そんな百年足らず前という極最近のハナシ。
一応、桜島については防災の警報が上がってはいないので大丈夫だろうとは思いますが、農畜産物や漁業への悪影響、降灰処理や清掃に関わる費用など、経済的な被害も既に甚大なことになっており、今後いつまで続くのか、心配です…
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2010-01-15(金) 17:24(UTC +0900) p Tweet
久しぶりのスカイプクレジットプレゼント
数年前は頻繁にキャンペーンとしてやってましたが、最近はアカウント開設時に幾ばくかのクレジットが無料お試しとしてついてくるようになり、随分ご無沙汰だったように思います。
しかし、先の Haiti での大地震に対する援助のヒトツとして、久しぶりにクーポンコードが発行されているようです。
clip IT!
from Skype 日本語ブログ
「ハイチ地震とSkype」
ネタ元エントリにもありますが、ネット回線が確保できたなら Skype は無料で利用できますし、回線一つでいくつもの通話を収容して共用可能ですし、是非役立ててほしいと思います。
これまでにも何度か「災害時にこそソーシャルメディア」という事例を目にしてきましたが、その中でも直接にリアルタイムに遣り取りできるという意味で、やはり Skype の役割は大きいですね。
最後になりましたが、一日も早い Haiti の復興を願っております。
日本からも、出来る限りの人的資材的機材的支援を派遣して欲しいですね。
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2009-10-26(月) 23:17(UTC +0900) p Tweet
台風の経路は、実にデタラメな件
かつては「台風銀座」なんて仇名もあった枕崎に生まれ育ち、台風の進路予測や実際の経路などをちょっと注視していた経験からすると、今時の台風20号(ルピート)の見せた方向転換など、さして珍しいものでもないと判断できます。
てコトで、以下、気象庁の台風経路図からの抜粋です。
なお、選考基準は下記の通り。
勢力や及ぼした被害規模は特に勘案しておりません。
- 日本近傍に絡んで変な軌跡を描いたモノ
- 分かり易くループを描いたモノ
- 特に変態的な軌跡を描いたモノ
- 1986年 台風13号
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