2010-05-11(火) 16:40(UTC +0900) p Tweet
注意
以下は桜島が消し飛ぶ程の大噴火の危険性とは全くの別問題です!
昨年から極端にペースアップしている桜島の「爆発的噴火」の頻度ですが、これが、年初来の年間回数であっさり五百回を超えてしまいました…
桜島 爆発 2010年05月11日02時02分 (今年 500 回目) 第 1 報 http://j.mp/cnxuWl
桜島 爆発 2010年05月11日02時02分 (今年 500 回目) 第 2 報 http://j.mp/c2PS76
昨年に更新した「新記録」自体が、観測史上でも突出した大記録になっているのですが、今年はそれすらも霞む程の回数になりそうです。
当年分の噴火履歴は「気象庁 | 噴火に関する火山観測報」から、 Twitter では @vol_jp (日本全土の火山の爆発報) や @en_sakurajima (英文での桜島の爆発報) にて確認できますが、ホントにアホみたいな勢いです。
主要な放送局が気象情報として桜島上空の風向きを常時報じるなど、鹿児島県人としては桜島とのつきあいを前提としてはおりますが、それでもこの勢いはムチャクチャです…
噴出した溶岩流によって大隅半島と陸続きになった先の大正大噴火は 1914年 01月12日 (大正 3年) (Wikipedia) 、「るろうに剣心」の時代ならまだ独立した島だったり、「サクラ大戦」の時代ならその傷痕も生々しいという、そんな百年足らず前という極最近のハナシ。
一応、桜島については防災の警報が上がってはいないので大丈夫だろうとは思いますが、農畜産物や漁業への悪影響、降灰処理や清掃に関わる費用など、経済的な被害も既に甚大なことになっており、今後いつまで続くのか、心配です…
火山活動的には、もっとゆっくりのペースが普通だと思いますが、気象庁にある桜島の活動履歴を見ても、昨年からの活発化には戦慄を覚える程です。
具体的には、
「2002年から2008年まではかなり静穏化しており、年間で二桁しか爆発してない」
「過去の最多記録は1985年の年間474回だったが、昨年はコレを軽く上回る548回(2009年)」
「2010年の当エントリ現在、年初から130日(残235日)で500回突破で、まだその勢いは衰えず」
と、大規模爆発の代わりに「噴火回数」でガス抜きしているのだと思いたいくらいです。
去年はまだ↓な感じだったんですけど…
てコトで、2009年の桜島爆発的噴火の回数は 548回 となったようです。しかし、〆の噴火がなんで富士山w QT @vol_sakurajima: /^o^\フッジサーン 流向:南(今年548回) 12月31日17時57分 http://j.mp/8tOLnV
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