2007-12-10(月) 22:11(UTC +0900) p Tweet
自転車も「車両」であることを認識しましょう
師走だからと云う訳でもないかも知れませんが、悪質化する一方の暴走自転車に対する取り締まりが行われたようです。
例によって、NHKニュースからですので全文引用します。
clip IT!
from NHKニュース
「自転車の悪質違反 一斉取締り」
歩道を暴走するなど自転車の悪質なルール違反による事故が相次いでいることから、警視庁は10日、都内の100か所近くで自転車を対象にした一斉取締りを行いました。
自転車の一斉取締りは、都内の駅周辺や繁華街など96か所で一斉に行われ、このうち西東京市の西武新宿線の田無駅前では20人の警察官が取締りに当たりました。警察官は、踏切の警報器が鳴っているのに渡ろうとする自転車や、歩道を猛スピードで走り抜ける自転車を見つけると、1台1台止めて警告カードを手渡し指導しました。
東京都内では、ことしに入って10月末までに、歩行者が自転車にはねられてけがをした事故は去年の同じ時期より56件多い878件に上っています。10月には、豊島区で歩道を歩いていた89歳の女性が自転車にはねられて死亡したほか、先月も渋谷区で横断歩道を渡っていた75歳の女性がはねられて死亡するなど、去年より4人多い6人が死亡しています。
歩道を歩いていた70代の女性は「狭い歩道で自転車がすごいスピードで脇をすり抜けるときに、いつも怖い思いをしています」と話していました。取締りに当たった田無警察署の長田由明交通課長は「法律上、自転車は車と同じ車両なので、車道の左側を通るのが原則です。自転車でも重大な事故につながることを自覚して、交通ルールを守ってほしい」と話しています。
警視庁は今後も自転車の悪質なルール違反の取締りや指導を徹底することにしています。
てな感じで。
実際、私も未だに夜間無灯火でケータイを操作しながらイアホンで音楽を聴きつつ片手運転とか、自殺願望むき出しな連中をよく目にしますが、自分たちが運転しているのは間違いなく車両であるという認識を改めて持って欲しいですね。
ところで、この様な危険な状況がいつまで経っても改善されないのは、正直、教育がなってないからだと思います。
ココで云う教育というのは、学校の責任ではなく、各家庭で行うべき安全教育という基本的なハナシです。各家庭で行う安全教育とは、つまり、愛する家族が交通犯罪の加害者とも被害者ともならない様にするための、もっとも利己的な判断に基づくものです。
つまり、自分自身が悲しまないために、子供達に正しい交通ルールと交通道徳を叩き込むと云うコトです。
先日の夜、補助輪付きの自転車の運転を子供に教えている親御さんがいましたが、理解できないことに無灯火のままで運転させていました。
違うだろう、と。まずは前灯を点けさせるべきだろう、と。
もっと言うと、補助輪なしで自由に運転することも出来ないなら、まず夜間に自転車に乗るコト自体を止めさせるべきだろう、と。
一トンを超す鉄塊と同じレイヤーに子供を放つことの恐ろしさについて、どうしてこうも不感症でいられるのかが不思議でなりません。
自転車の乗り方を教える親御さんの方は、おそらくは自動車運転免許を持っているのかも知れませんが、それでも自転車運転時の基本を理解できてないとするなら、自転車運転免許を制度化する必要があるのだと、改めて思いました。
自転車の乗り方という技術的な面より先に、まずは交通安全そのものを叩き込む必要があると云うコトです。
…ウチの実家の方は田舎だったからか、或いはもう大昔のことだからか、とにかく、子供の頃は自宅でも学校でも交通安全については煩く言われたものですが、最近はそうでもないんですかねぇ?
権利を主張して化け物化する暇があるなら、先に自分の子供に対してしっかり教育を施すべきと思うのですけどねぇ…
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