DDI-P 128kbps接続サービス開始を延期

残念なことではありますが、今年中に始まると言われていたDDI-Pの128kbpsマルチパケット高速通信が来年春まで延期となりました。私も実際に使用しているのでその傾向はわかっているのですが、確かにアクセスがやけに遅くなったりって事があります。この『やけに遅くなっている』時にインジケータランプを確認しましても、グリーンシグナルのままだったりするんで、端末<->基地局間の回線状況の問題でもないようですし、まれにある『接続がブッちぎれる』時にしてもグリーンシグナルまま途絶したりするんで、上流側が大変なんだろうなぁと。
(私の場合は、Slipper U MINIの導入により電波状況が良好でないための接続の不安定さってのは解決出来たんですが、そのことにより、ラストワンマイルが腐っているのか、上流側でそもそもイッパイイッパイなのかが切り分け出来るようになったって事ですね)

実際、DDI-Pからもこのようなお知らせが出てますし、メインプロバイダのDTIでもこちらのようなアナウンスがありますので、本当に回線(帯域?)が足りないんでしょう。こんな状況で128kサービス(コレって単純に回線を四つ束ねたものな訳ですんで、必要帯域は一気に四倍まで跳ね上がります)を開始したとしても、QoS的にどうしようもないことになるのは目に見えている訳で、今回の決断は英断であると思います。
(私に限らず、128kがサービスインしたら速攻で切り替える輩が多数出るのは明らかですしね)

今回のようなサービス順延を決断することを見るにつけ、業界トップであるNTT系の杜撰なやり口がとてもみっともなく見えます。まあ、こんな状況でもNTTを選択している消費者が多いってのがこの国の問題の本質なんでしょうがね。

ところで、次かその次の加入者数速報が楽しみなんですが、どんな感じになりますかねぇ…
ちなみに、TCA九月末分の速報はこちらです。

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