2009-06-22(月) 18:49(UTC +0900) p Tweet
既に出遅れまくりですが、コレは外せないというネタなのでご紹介。
是非ともネタ元記事をアタマから読んで欲しいと思いますが、以下に美味しい所だけ抜粋。
clip IT!
from ASCII.jp
「津田大介氏が語る、Twitter報道論「tsudaる技術」 4/4」
Twitterでシンポジウムなどをリアルタイム中継するジャーナリスム手法「tsudaる」。ネーミングの元となった津田大介氏が、その手法と技術について話した。
- 配布資料を必ず確認する
まず、紙の資料が配布されているときは、会見の内容がそのまま紙に書いてある場合が多いんですよね。話している内容を配布資料を元にするとすごくまとめやすい。多くの情報を載せるときのコツです。
- 「数字」を優先的にメモする
紙資料が配布されない場合でも、イベントのプレゼン中にグラフや数値が発表される場合があります。そこでしか開示されない数字を知りたがる読者は多いので、Twitterの横にメモ帳などを開いておき、数字を優先的にメモしておくといいですね。
- 文末は「だ、である」調に統一する
140字の投稿上限をフルに活用するため、文末は「だ・である」調に統一。また「これ」や「それ」などの指示語を多用したり、外来語を日本語に置き換えたりすると制限内におさまりやすくなります。
- 無理してすべての発言を拾おうとしない
すべての発言を拾う必要はありません。そのとき、その場所でしか聞けない「おいしい」発言を優先して拾ってくることが必要です。あとから調べられるような情報を省いてでも、講義の要となる発言を逃さないようにすることですね。
- 話の「枕」にあたる部分は投稿しない
もっとテクニカルな技術論で言うと、話者が発言をはじめる際の冒頭部位「枕」にあたる箇所はムダです。「つまり」「要するに」などの言葉で2回目の説明が行なわれることが多いんですね。なので、1回目の発言は話を理解するために聞き、2回目の発言内容から要約を開始すると投稿もしやすくなる。
凄く分かり易い勘所にまとまってます。
単純な「テープ(音声ファイル)からの文字おこし」とはまた違う「現地でのリアルタイム処理」技術で、議事録にも応用できそう。
もちろん、津田さん本人レベルには容易に到達できるモノではないでしょうが、一つ一つは訓練によって伸ばせる内容です。
てコトで、詳しく見ていきます。
1. 先ずは事前の資料読みが肝要
コレは、単純に「要点を飲み込んでおく」だけではなく、登壇者の名前を ATOK の変換上位に上げるよう事前に調整するという意味もあるのかも。
tsudaりを現地で見たことのあるヒトによれば、「一旦「メモ帳」等にテキスト打ちして、それを140文字に収まるようにコピペしている」らしく。
てコトは、そのテキストファイルの冒頭にはイベントのタイトルとか登壇者を列挙してると思うので、勝手に変換候補の調整ができているのかも。
2. 数字こそ重要という基本を忘れずに
ここでも「メモ帳」が出てきますが、特に登壇者が口にする数字は最重要なものとして発せられるというコトもあり、「要目 数字 単位」という情報だけでも大きな意味がありますね。
当然、優先的に数値情報を流すべし、と。
3. 4. 要約そのものについての technique
語調を揃えつつ、文字数の削減を図るための「だ・である」調を活用。外来語も日本語というか漢字で書くコトで文字数を減らす。
更に拾う発言も厳選することにより、 post 規制を交わしながら要点を抽出できることにも繋がりますね。
あと、日本語化するコトは「横文字でごまかし、認識の共通化を果たせないまま迷走する」ことを排除できるという副次的効能もありそう。
5. 大事なコトだから二回言いました、は真
ネタ的にも使われますが、実際問題大事なコトは「枕でさらっと言及して、後から「つまり」「要するに」でまとめてくる」と云う、発言者側心理を読み取ろう、と。
眠くなるような講演でも、ホントは最後の方だけ聞けば十分ッてコト、よくありますしね(笑)
最後に、これまでのネタを列挙しておきます。
各位がtsudaるときのお供に、 @twru と併せてどうぞ。
追記(2009/07/10 19:10)
ご報告が遅れましたが、アカウント名を替えました。
@tdring → @twru でお願いします。
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