2008-02-20(水) 12:54(UTC +0900) p Tweet
全社的に Gmail と Skype を活用し、最早なくてはならないモノになっている企業
コンシューマ利用が主と見られているにもかかわらず、実は業務でこそ活用価値あるサービスがあります。
それは、例えば「Gmail」や「Skype」です。
で、実際にこれらを業務に活用することで、無尽の利便性と可用性の獲得、圧倒的な管理費の低減、極限に迫る通信費の削減、をあまりにも容易く手に入れてしまっている日本の企業がありますのでご紹介。
clip IT!
from Software Development (ITmedia オルタナティブ・ブログ)
「全社で Gmail を導入して約1年の感想」
「Skype Pro を使い始めた」
こちらは「リアルコム」という ICT 関連の業務を行っている企業の CTO の blog になります。
先ずは全社のメールシステムを Gmail のシステムにアウトソースすることにより、メールシステム運用に関わるほぼ全ての問題をなかったことに。
次いで、 Skype の活用により通信費をほぼゼロコスト化(インターネット接続料金で包含)しています。
実際に使っていない場合でも、前述の二点だけ見ても圧倒的なコスト圧縮が可能になっていることが理解できると思いますが、ホントはそのコスト圧縮以上の利便性と可用性の劇的な向上こそ、注目して欲しいところ。
Gmail について(より正確には Google Apps のようです)は、自社ドメインによるメールシステムを Gmail のシステムで運用できますので、
「OS 等の環境に依存しない」
「どこからでもアクセスできる」
「容量パンクの心配がない」
「メールを削除するせずに済む」
「止まらない」
「検索が利くのでメール整理の手を抜ける」
「spam からほぼ解放される」
などが、そのまま自社のメールとして提供されるわけです。
もちろん、 Google Docs や Calender も利用できますので、運用ルールを制定すればそのままグループウェアの完成です(笑)
Skype については、まずは社内の電話会議を Skype で無料化するところから手をつけ、その他にも
「プレゼンスが利くので在/不在確認が楽」
「少々のことなら電話でなくチャットで問い合わせる」
「伝言もチャットで送れば所在地は無視できる」
「グループチャットを用いれば会議自体を減らせる」
「口頭伝達が難しくてもテキストやファイルをやりとりできる」
そしてもちろん「ほぼすべてが無料/廉価に使える」
など、コンシューマ利用も業務利用も関係ない「コミュニケーション」としての本質的な部分が強化されるわけです。
ネタ元にあるように有償サービスも活用すれば、さらに展開が広がりますね。
というコトで、大企業でこそ Gmail (Google Apps) と Skype を活用していきましょう、というオハナシでした。
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