2002-08-18(日) 23:45(UTC +0900) p Tweet
ではまず、リクエストにお答えして、「機械的人造人間」の実現性を検証しましょう。って、あの機械の人ですか? む、難しいと思いますよ(汗)
メカと電子回路(と、ひょっとしたら生体部品)との混合構成のようですから、つまりはどんなモノでも(ハードウェアとしては)作れるハズではありますが、だからといって、今の技術力で『変身』するのはかなり無茶な気が(笑) 昨日のネタで入れ忘れた『ナノテク』を使うとかすれば可能性は広がりますが、あの人の場合は思いっきり目視可能レベルのマシン(つか、からくりだね、ありゃ)で構成されているっぽいですからねぇ…
…あぁ、あのメカが全て『マイクロマシンの集合体』として出来てるってなら、面白いですけど…
では、物理的なマシンボディはナノテク投入でなんとかなったとして(ひでー前提だな(爆))、より困難を伴いそうな部分を。
キカイダーがキカイダーたるゆえん、それはつまり「良心回路」にあると思われます。要は
「たった一人の天才(光明寺博士、というらしい)によって作られた、自己を明確に認識出来るレベルの人格を備え、不完全ながらも「良心」を行動規範としている」人工知能・人造知性体である
ということです。
コレはもう、(その定義については色々と論議もありましょうが、)生命と言っても良いレベルの存在です。
いつの日にか、人間の手に因るか人間の後継的存在に因るかは分かりませんが、ヒトは自らの技術でもって全く新しい生命を誕生させることはほぼ間違いないと思います。それがキカイダーのようなモノになるかどうかまでは何とも言えませんが、今の段階で私が知り得る情報からは、キカイダーの創造は不可能だろうと思います。
もちろん、天才は何をするか分かったものではありませんし、よく云われるヒトの知性で想像・空想出来るモノは、ヒトの手に因り実現出来る
という言葉を否定することもまた不可能です。
よって、場合によっては、先の機械式Palm(の、現行サイズと同等のサイズでの)実現性よりは可能性があるかも知れません(笑)
結論としては、「光明寺博士に聞いてみて♡」と云うことで(爆)
自家発電式Palmの実現性
こちら、もし実現出来るだけの驚異的な省電力化(或いは、同発電方式の圧倒的な大容量化)がなされたなら、充電自体はそんなに気にする必要はないと思います。
私の使用している腕時計(KINETIC AUTO RELAY)は一定期間(三日かな?)放置される(充電されない状態になる)と休眠状態に移行し、時針・分針・秒針・日付板?(カレンダー?)という一切の可動部を停止させ、内部的に時を刻む(クォーツの発振と、二十四時間時計の保持)だけになります。で、この休眠状態になると、そのまま三~四年程度は時を刻み続け、再度動かされた時(内部の発電用回転錘(?)が揺り動かされた時の起電力をスイッチとして)に改めて正しい時を表示し始めるのです。つまり、小規模回路内の状態の保持・定期更新程度なら、ほとんど電気を喰わずに済むというコトです。
対して、PalmなどのPDAは、現状のスタンドアローン利用が主である限り、実はほとんど休眠状態なんですよね。鞄の中なり、ポケットの中なり、常時携帯しているならばそれなりに揺動されると思いますので、移動の間はほとんど常に充電に当て続けると考えられます。なので、先の条件(省電力化か大容量化)が達成されているならPalm程度なら実用に耐えると思いますよ。(ホントか?(笑))
なので、町中でのPalmシェイクという情景はそうそうお目にかかれるものではないと思います。残念ながら(爆)
ちなみに、ポータブルオーディオプレーヤーとか、モバイルwebブラウザとか、そのような利用はまた事情が異なります。「圧縮データの伸張とアナログへの変換」、「通信機能とディスプレイの長時間使用」、これらはそう簡単に省電力化は出来ませんからね。
「棋譜 for Palm」での児童生徒囲い込み策の実現性(笑)
「棋譜 for Palm」、こちら、前々から色々とネタを考えてます。また今度まとめてみますので、あまり期待しないでお待ち下さい(笑)
今日の痛恨
そうか、解析機関とかを忘れてた。フルメカニカルなシステムなら、データの持ち出しなりも可能なハズだよ。 (って、既存のパソコン環境との連携に拘ってしまった私の負けですな(爆))
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