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方言

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2002-06-10(月) 23:45(UTC +0900) p

やじうまWatchで懐かしいネタがあったのでチョッチ解説。

他人を近くに呼び寄せる時の表現あれこれ
発音の表記 平文表記 備考
こここ ここ来い
ここ
そのまんま、最後の「い(i)」が吹っ飛んだだけ
ここへ来い
こへこい
「へ(e)」と直前の「こ(ko)」との同時発音により
無発音として「o」がなくなり「け(ke)」へと変化
ここ ここ来い
こここい
「い(i)」と直前の「こ(ko)」との同時発音により
子音が「e」に転じ「こ(ko)」が「け(ke)」に変化
ここへ来い
こへこい
上記二つの複合型
ここへ来い
こへこい
「け(ke)」からの子音の転じ方のバリエーション
「oe」が「i」に転じ「き(ki)」になったもの?
ここへ来い
こへこい
更に複合型?
ここきぃ ここ、来なさい
ここ、なさい
番外、関西弁的な
鹿児島弁は関西語圏(つか、京言葉?)に
源流があるッポイんで、結構似た感じに…

あー、言語学や地域史やらの専門家でもなんでもないんで、考察とかには穴があるんでしょうけど、私が実際に触れていた感じでは、上記のような。
…まだ色々な表現があるかも。

(他の地方でもそうなのかも知れませんが)鹿児島って、もの凄く言葉が細分化されてまして、基本的に隣町になれば「互換性はあるし、なんの不都合もなく通じるけど、実際に話している言葉は色々バラバラ」な感じで。更にどの程度他の土地の人との交流があるかで使う表現が異なるし、そもそも互換性が高いから簡単に「一個人の中でも相手にあわせてどっちの表現をとるかは毎回異なったり」するし。さらにさらに、年代によっても、言語系に刷り込まれた時の流行やらなんやらでかなりの差異が認められますし。親子ともなれば、互換性の高さから会話は問題なく成立するけど、実際の表現を子細に聞き比べるとハッキリ異なる体系だったり。つか、兄弟という程度でも、ある程度年が離れれば差異が生じてるし。

まじめに研究すると色々と面白いんだけど、やたらと変化が激しい言葉なんで全てを網羅している人なんか居ないでしょうな。
ま、今日はこんな感じで。

今日のあわわわわ…

■パルマガ■でネタ採用。…な、名前が…() (まぁ、単なる打ち間違いなんでしょうが…)

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