Skypeto: Skype chat to n-yoshi n-yoshi
Twitter: Follow laresjp on Twitter laresjp
feed: RSS 2.0 RSS or Atom Atom

販売した製品についての責任の持ち方

| go BLOG Top |

2001-10-31(水) 23:45(UTC +0900) p

今日、TDKから『AirH"Card petit TDK製 「RH2000P」バージョンアップCD-ROM』が送られてきました。RH2000のバージョンアップ自体はwebからgetしてきたツールでもって既に完了(ネゴ速ッ)しているのですが、それでも登録ユーザに対して何も言われずともバージョンアップメディアを送付しているようです。いつも肝心な部分でヘマをやらかしてくれるTDKですが、今回も「WindowsPC向け」のみのメディアということでなんだかなぁと。今時Win-Mac両対応くらい当たり前だと思うんですが… とはいえ、同封の注意書きにてダウンロードサイトのURLを示してくれておりますので、まあ納得しておくべきかな? どうせ両対応のメディアを提供することが出来ないのならば、ダウンロードサイトを示したはがき一枚でも… palm-japan.comの二の舞か?()

ッと、今回言いたいのはそこではなくて、製造者責任という方向です。

「自社製品に不具合があった場合、コレの是正措置をきちんと提供する」という姿勢は、やはりハードウェアを作っているメーカだからなんでしょうか? 今回の件についてはユーザ一人あたり数百円程度の対策費が必要になるのではないかと予想するのですが、コレってブツを一個売った時の利益に対して相当大きな割合のような気がするんですが、実際のところどうなんでしょうかね? 少なくとも、利幅を圧縮してしまうのは間違いないですよね。
対して、ソフトウェアメーカって、かなりいい加減で済ませているところが多いですよね。最新版をダウンロード提供するくらいはどこでもやってますが、購入時に利用者登録をさせて、そこではメールアドレスまで要求しておきながら、自社製品の不具合については一切情報を提供しないところがありますよね。もちろん利用者登録時のメールアドレスに対してアップデート情報を発信してくれるところ(例えば ATOK の JUST SYSTEM とか)もありますが、最近各所で色々と騒ぎを起こしている Microsoft って、もうどうしようもなく杜撰ですよね。例えばWindowsというOS自体について、製品単価やPCに占める重要度からしても重篤な不具合についてはその是正のためのツールをCDなどにて配布するなどして、利用者にコスト負担を強要することなく対策するのがまっとうな組織のあり方だと思うのですが、当然のようにそんなことはしません。「ダウンロード提供している」などと言うのかもしれませんが、そのようなツールの提供開始をメールでお知らせすることもないって云うのでは全く意味がありません。そもそも『ダウンロード』というのはそのための通信コストは利用者側が拠出している訳です。
正規の費用を支払って購入したモノが全くの欠陥品であり、その欠陥を『とりあえず回避する(欠陥を除去するのではなく、あくまでも避けるだけ、欠陥を修正する訳ではない)』だけのツールを入手するには利用者が費用を支払う。こんなコトをまっとうな企業がやったらどうなることやら…

よく Microsoft の業績がドウノコウノってニュースがありますが、あそこで出ている利益というのは、実はユーザに対する背任行為を続けていることに因るものであることを当のユーザはもっと意識しなくてはなりませんね。先のNimda禍やCodeRed騒ぎについて、「対策パッチは公開済み」「感染したのは適切にパッチを導入していないユーザの所為」などと平気で言ってくる訳ですが、そのようなツールの存在自体をどれだけのユーザに告知しているのでしょうか? 毎週のように告知を出さなくてはならないような状況で、「あまりにも告知を出し過ぎるとユーザが読まずに捨ててしまうので告知しない」という口実の元、「あまりにも大量の告知を出し続けなくてなはならないような欠陥だらけの製品であることがバレてしまってはマズイ」とか考えているのかもしれません。告知を出すのがマズいというならば、何千万人いるのかは知りませんが正規の登録ユーザに対しては定期的に対策パッチをCD配布する位しなくてはなりません。
が、なぜそのような行動に出ないか。単純に費用が掛かるからです。売ったら売りッ放し、それこそがMicrosoftの高収益の肝だと言うことです。

脱線しまくってますが、つまり、「MicrosoftはTDKの対応を見習い、販売した製品に対して企業としての責任を持つべし」とか、改めて考えさせられたメディア配布でした。

Palm Desktop 4.0.1 導入後の感想など

とりあえずデザインがモダンになったのは何となく嬉しいです。今までのヤツではあまりに野暮った過ぎでしたからね。あと、「アドレス」や「メモ帳」の各エントリの表示方法を変更出来るのもなかなかオモシロいかも。特にアドレスについては『名刺』表示が秀逸ですね。

ところで、palm-japan.com へのアクセス状況が改善されたようですね。回線増強でもしたのかな? ともあれコレで一安心ですね。

関連するかも知れない?


, Permalink, 関連つぶやき
cat: ひとこと ふたこと
0 Trackback

トラックバック

この記事のトラックバック URL


Twitter

Powered by Topsy

オススメ(殿堂)

ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
ThinkPad
トラックポイント付きの無線キーボード

オススメ(amazon)

Twitter

オススメ(ニコ動)

オススメ(link)


検索

このblogをググる



タグクラウド


最近のエントリ

カレンダー

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

分類別

保管庫


購読

marker

Firefox meter

CC LICENSE


since 2001-09-25

Powered by WordPress