WBS(土曜版)にてSkypeが紹介されました

内容は散々でしたが(爆)
って、それだけではなんですので、もうちょっと内容なども書いてみます。

えー、既に実務で利用されている方達への取材。
コレはまあまあ妥当な線、と云うか、実際に使い始めてしまうと、ホントに単なる電話を置き換えてしまって極普通に使えてしまうので、あんまり突飛な話は出ないというか、単純に電話代がほぼゼロになってしまいましたというハナシくらい…
先のエントリはこの為に書いたようなモノな訳ですが、正に百見は一試に如かずで、あまりに普通に使えてしまうのですよね(笑)

で、何がダメなのかというと、報道系の局アナ二人、著名(と云うことになっている)コメンテータ二人、計四人も頭数があるにもかかわらず、誰一人としてSkypeを常用していないというバカバカしさ、チョットSkypeの事について調べればすぐに分かるような「収益体制」「ビジネスモデル」「将来展望」などを誰一人分かっていない無知さ加減、「電話は一対一だけどパソコンとかはそうじゃない」なんて言う全く分かっていないトンチンカンなコメント、等々、見ていて頭悪くなりそうでしたよ(藁)

局アナの二人のウチ、塩田アナの方は…って、今このエントリ用に調べたら、塩田「記者」なんですな…塩田記者の方は福岡出身でそれなりに長距離電話の需要もありそうな割に、取材で初体験らしい。なんか微妙に情けないような気がする。

コメンテータ二人のウチ、竹内氏の方は世界の色々な空港と日本の空港を比較するくらい海外渡航が頻繁にあるらしいけど、未だにSkypeを知らないらしい。海外のお友達からとか、Skypeの事を教えてもらいなさいな。
あと、「電話は一対一だけど…」の発言はこの人なんだけど、なんか掲示板システムなどと混同している気がする。
つか、固定電話(いわゆる「イエデン(家庭電話)」などと呼ばれるヤツ)こそ、家庭対家庭、企業対企業、つまりは組織対組織なツールであり、一対一とは対局とも云えるシステムな訳で。ひょっとしたらケータイを意識しての発言かも知れんけど、実際Skypeはケータイに近いツールだったりするんで、まあ、無知なるが故の発言ってコトでしょう(笑)

もう一人の金子氏、こちらが収益体制とかについて心配していたわけですが、この人、日経MJ編集長らしいけど、そんな人がよくもまあSkypeの事を知らずに今までこれたよなぁ、実際…

で、実際のSkypeの収益についてですが、現在は SkypeOut Credit の販売と各種提携・ライセンスビジネスからの収入が二本柱という状況ですね。
最近は有料でのボイスメールサービスを開始するべくβテストをやっているようですが、コレは多分 Skype Plus と云う新しいサービスの一機能として投入されるのではないかと予想しております。おそらくは月極料金か年会費制ではないかと。
コレがうまくいけば第三の柱となるかもです。

あとは、SkypeIn のサービスですが、こちらはチョット読めませんね。単にどこからでも良いからってんならすぐにでも始められるでしょうけど、その場合、電話料金が安くはできなさそうですしねぇ…
例えば日本で050番を取ってサービスするにしても、接続料金とか何とかで SkypeIn の場合ほどには安くはできないでしょうし、海外の電話番号を取ってとかなると、今度は日本からのバカ高い国際電話料金が発生しちゃいそうですし…
いつかは第四の柱となるコトでしょうが、こちらはまだまだ先のハナシになりそうですね。少なくとも日本に於いては。

てな感じで、愚痴をブチ撒けなエントリでした。