2009-02-13(金) 14:17(UTC +0900) p Tweet
くどいくらいに繰り返している毎度のネタですが。
以前から指摘している通り、 Skype 含む諸々の IM/VoIP/VVoIP 統合ツールにおいて、もっともよく利用され、もっとも利用者に貢献しているのは「テキストメッセージによるコミュニケーション」つまり「チャット」「IM」機能だと云うコトが裏付けられるアンケート結果が出ています。
引用する記事のタイトルはちょっとアレなのですが(笑)
clip IT!
from アイシェア リサーチ
「SkypeやIM利用経験者、離れた家族との連絡に「ビデオ通話」5割」
利用経験者にどのような機能を使ったことがあるか複数回答形式で聞いたところ、「チャット」が全体の85.6%で最も多く、「ファイルのやり取り(51.4%)」、「音声通話(46.8%)」「ビデオ通話(19.8% )」という順位に。利用方法別に見ると、「チャット」はすべての利用方法において高い割合となったが、「ファイルのやり取り」は「恋人との連絡用」で82.6%、「音声通話」は「クライアントとの連絡用」で88.9%、「ビデオ通話」は「離れた家族との連絡用」で 50.0%と、利用方法によってよく使われる機能が異なるようだ。
利用未経験者に、もし利用するならどのような機能を使いたいと思うか複数回答形式で聞いたところ、「音声通話(40.3%)」がトップ、以下「チャット(35.7%)」、「ファイルのやり取り(35.3%)」がわずかな差で続いた。希望する利用方法別に見ると、「音声通話」は「離れた家族との連絡用」で 66.1%、「チャット」は「インターネットで知り合った人との連絡用」で64.4%、「ファイルのやり取り」は「クライアントとの連絡用」で 72.7%、「ビデオ通話」は「恋人との連絡用」で57.1%と、希望する利用方法によっても使いたい機能が異なる結果となった。
一部の抜き出しではなく、詳細なデータについても是非ご覧いただきたいと思います。
こちらの調査から見て、 Skype がビデオ通話に注力しようとしているのが正しいことは分かります。
その点は私も全く同意するモノで、「自分がほとんど使わない」とはいえ間違いなく重要な機能であり、今後とも機能強化(例:ビデオ対応会議通話の実装など)を進めていくことが必須だと断言できます。
しかし、だからといって「最も利用されている機能」であるチャットの機能を劣化させて良いという理由にはなりません。
Skype for Windows v4.0 では、明らかにチャットの機能の使い勝手が悪くなっておりますが、そのことは間違いなく利用者に対する背信行為です。
中の人たちは、今まさに戦略会議の真っ最中なのかも知れませんが、是非ともこちらの調査をよく研究して、「新規ユーザーの誘引にはビデオ通話機能が重要」と云うコト以上に、「既存ユーザーの繋ぎ留めにはチャット機能が最重要」と云うコトを、再認識して欲しいと思います。
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