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コミュニケーションを「コスト」から見直してみる

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2008-04-21(月) 17:45(UTC +0900) p

私の勤め先でもそうですが、国内企業の多くは「電話」が一人一回線ではないと思います。

もし一人一回線であったとしても、移動や引っ越しがあった場合などの回線の切り替え工事には時間とコストがかかったり、逆に回線はそのままで番号の割り当てを変更するとしても新しい番号を通知して浸透しきるまでのコストも馬鹿にならなかったり。
ネットワークが DHCP による自動構成で、電話機自体も VoIP/VVoIP に対応した環境であれば、そのような面倒なく簡単に済ませることもできますが、新しく作る組織や建屋などならまだしも、既存の設備を IP 化するのはこれまたかなりのコストが掛かります。

そういうコストにまで気を遣うことができていないことが、日本の「サービス/事務/営業」系の労働生産性の低さに繋がっているという、至極もっともな指摘です。


clip IT!
from ITpro
非効率なコミュニケーションのリスクを軽く見ていないか


と云うコトで、そういった「コミュニケーション」に関わるコストを放置することは、コストである以上にリスクにもなってくる、と。
ですが、そういったコストを掛けずにリスクを回避する方法もあります。
つまり、
「一人一台配備されている PC を活用」
「音声による通話から脱却」
「チャットによる超高速コミュニケート」
を実現するために、 Skypeを全社的に導入してしまえ、と云うコトです。

無駄に大企業である場合、その病理のためになかなか難しいことかもしれませんが、逆に小回りの利く組織規模であれば、外部に向けた電話以外はすべて PC に組み入れてしまうことも可能でしょう。
更に、一般の外線電話として使える「フュージョンでSkype」や、行政レベルの管理体制を提供する「Officede for Skype」等、「フュージョン」のサービスを活用することに由り、圧倒的なコストの削減とコミュニケーションの質的向上を、同時に実現できるコトでしょう。

…ウチがそんな処にまで到達する日は、くるのかなぁ orz

追記(2008/04/21 17:55)

ネタを上げてる間に、Skypeが新しいサービスのページがオープンしているようですので合わせてご紹介。


clip IT!
from Skype
固定電話に無制限の通話を発信 – 時間帯に制限なくいつでも通話を楽しめます。


例えば、一国限定のプランでも、日本の固定電話に対してなら掛け放題のようですし、留守電サービスや SkypeIn 番号付与まで付いてくるようですね。
コレはかなり凄いかも。

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