2006-09-15(金) 12:59(UTC +0900) p Tweet
とあるスタートアップな企業が、内線の導入コスト低減を狙ってSkypeを内線代わりに活用しよう、というリポートです。
えーと、この手のネタは結構いろいろなところで上げられているとは思う訳ですが、さすがに全てのblogを追っかけることはできませんので、時々メジャーどころで上げられるモノを引っ張ってきてます。
clip IT!
from [ITmedia D Blog] お気楽モバイルカウボーイ
「Skypeを内線電話に使えるか!?」
で、結論としては、かなりのレベルまでいけるし、既存の内線システムにはない使い方もできる、という感じで結構好感触なようですね。タダ、なんとなくですが、「通話転送」という機能に対して勘違いがあるような…
内線電話といえば、着信転送機能が必要なので、試しに自分の携帯からSkypeInにかけてみて、それからSkype上の人間を一人ドラッグすると、なんと三者通話になりました。これは地味に便利です。
「おーいジミー、お前もちょっと一緒に話しをしようぜ」
のノリです。
それで繋いだ状態で僕は会話から抜けようとしたのですが、僕が会話から抜けると通話は終わってしまいました。
やっぱりSkypeInで受けて他の電話にまわすことはできなそうです。と思ったら、Windows版には通話転送の機能があるようで、これはちょっと悔しいというか…
という辺り、勘違いをしているというか、そもそもの日本語訳がおかしいから誤解を生じているというか…
Mac版のUIは分かりませんが、Windows版にはそのものズバリな「着信転送」(本家の日本語版では「通話転送」と表記)機能がありますよね。
これは指定した状況判断ごとに、着信を最大で三つの相手先まで転送できるというもので、その転送可能な相手は「他のSkypeID」「(クレジットがあるなら)SkypeOut経由でPSTNの固定電話/ケータイ」となっております。
イメージとしては、自分がSkypeを利用できないときには「アシスタントのSkypeIDに飛ばす」「自分のケータイに飛ばす」「自宅の固定電話に飛ばす」という感じでしょうか。
次に、コンタクトをドラッグアンドドロップで三者通話になったという点については、極普通の会議通話のやり方と同じてすね。自分が切ったら会議通話が終了した、というのも、この場合は「自分」が会議通話のホスト役となっているわけですから、当然ではのハナシですし。
つまり、代表番号などで受けてそれを誰かに転送して、あとは当事者同士で話してもらう、というやり方はSkype単体ではできないということになります。
この辺の対策としては、「Skype for ビジネス」のアカウントを取ってSkypeクレジットを社員のアカウントで共有し、担当者がSkypeOutで個別にかけなおす、という感じでしょうか。
電話をかけてきた相手先の電話番号についてはSkypeのチャットで送れば間違うこともありませんし、相手の電話代に配慮しているように見えなくもありませんし(笑)
最後に、Windows版にあるという「通話転送」、コレは実際には「着信転送」ですね。当方の独自版langファイルではずっと昔から正しい表現にしているわけですが、本家版のほうはいつまで経ってもこのような表現で…
「通話転送」となっていると、今現在の通話をそのまま他の誰かに転送して自分は抜ける、という、内線電話では「保留」と「転送」を使いこなすあの機能のように受け取られますが、実際には「着信」を通話状態に遷移する前にどこかに「転送」する、という機能なのですね。
この「着信転送」で「SkypeIn」と「SkypeOut」をつなぐことにより、擬似的FMCもできたりしますが、まあこの辺は割愛ということで。
色々とツッコミを並べてみましたが、おまけでネタ元エントリにあるSkype対応ハンドセットのAAも以下に掲示しておきます。以下のリンクは黒ですが、当然白も購入できますのでご参考まで。
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