すっかり忘れておりましたので今更ですが、忘れたままにするのももったいないのでエントリを。
以前平成20年8月3日放送分 「マイバッグどれくらい環境にいい?」」
- マイバッグの原料は合成繊維、レジ袋の原料は高密度ポリエチレン
- 合成繊維は高密度ポリエチレンの2.2倍のエネルギー量
てコトで、「レジ袋何枚分で合繊のバッグの元を取れるか」という問いに対し、「重量比で2.2倍換算」との概算式が得られたようです。
実際にはエネルギー量だけでなく、それを作ったり運んだりッて分でのエネルギー消費もありますのでちょっと多めの「重量比4倍」と見積もったとして、私の使っているはかなり丈夫なバッグの場合で
重量を350g、標準的なレジ袋一枚10g、重量比4倍で 350/10*4 = 140
と、たったの140枚で元が取れる計算です。
仮に五日に二度のお買い物でも、「一年も使えば元が取れる」計算で、頻度やバッグの種類によってはもっと短く元が取れて、以降は長く使うだけ削減できるッてコトですね。
もっとも、レジ袋を全廃したとしてもその効果自体が微々たるモノであることも忘れてはいけません。
放送内容でも言ってましたが、このような「マイバッグ」「マイバスケット」という活動から環境問題にもっと目を向けていきましょうッてところに意義がある感じですね(笑)
また、一部では「マイバッグを使うことで他の専用袋を消費する」という主張もありますが、そんなのは「ゴミ用の袋が必要になったら適宜レジ袋をもらえば良い」と云うだけのコトですね。
全てをマイバッグでこなすのではなく、普段はマイバッグを活用してレジ袋のストックが無くなったところでちょっともらえば良いワケです。皆さんも改めて台所の「レジ袋入れ」を眺めてみましょう。棄てるほど溜まってたりしませんか?
更には「ゴミ燃焼時の燃料としての側面もある」的な主張もありますが、そもそもゴミの燃焼処分もどうなのよ、とか、燃料からの加工品を燃料とするよりも燃料をそのまま燃料とした方が効率は良いじゃないか、とかとか、一面だけを強調しても仕方ないよと。
ところで、折り畳んでコンパクトに収納でき、頑丈で多少ラフに扱っても平気な合繊バッグには笑)