clip IT!
from パースペクティブ・アイ [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
「このひとたちは……何も変わってないのね」
iPodを持っている方、これから買おうと考えている方、或いは、iPod以外でもHDDオーディオプレーヤーやシリコンオーディオプレーヤーを持っているとか買おうとしているとか、そういう方々へ。
そして、音楽を愛する全ての人々へ。
今後あなたが購入しようとするオーディオプレーヤーから、一台に付き五百円程度がこの連中に吸上られるかも知れないことをご存じでしたか?
今現在でも、例えばCD-R、例えばMD、等の生メディア一枚に付き数円ずつが、この連中に吸上られていることをご存じでしたか?
ネタ元は、昨日掲載された「速やかに「iPod課金」を――音楽関係7団体が強く要望」と云う記事を受けての怒りのエントリですね。スラッシュドット ジャパンでもストーリーになっていますし、詳細については「Google検索:音楽+補償金」でいくらでも出てくるわけですが、この害悪どもはいったいどこまで腐っているのでしょうかね?
まあ、例え音楽業界が完全に衰退したとしても、自分たちが生きている間に精一杯搾り取れればそれでイイってだけのことなんでしょうが、それにしても、文化芸術の振興を理由にこのような非道をゴリ押ししようとするとは、全く以て許せません。
例えば、今の技術なら一曲単位での課金や演者・歌い手・作詞作曲者への利益分配も簡単かつ綿密に実施できるハズなのに、わざと丼勘定にして暴利を貪ろうというのです。更に、文化芸術の振興を旗印にしているにもかかわらず、一番その恩恵を必要としているハズの小規模な「アーティスト」(デビューしたてとか、インディーズ系とか、有名ではないけどコアな固定ファンがついているとか)に対しては、事務処理コストを理由に利益分配を拒否しているのです。
…他にももっと色々言いたいことはあるのですが、どうにもまとめるのが大変ですので、今日はリンクだけに留めておきます。
と云うコトでネタにしてみましたが、本当に今のうちに何とかしないとマズいです。この問題について、皆さんも考えてみてください。
TBを求めてネタ元の記事を見に行ってみましたら、なかなか興味深いエントリがありましたのでリンクしてみます。
…ん? エントリ、自体の? む? あー、タイトルがないんだわ(笑)(タイトリングしていただけたようです)
コラム107.著作権団体の無意味さ (ネットは自由をめざす!)
どうやら平成15年には、「7343人の実演家に平均5万5693円」が付与されたそうな。自分の知り合いの平安隆さんも永原元さんも凄腕のミュージシャンだけどこんなのもらってないって言ってたぞ。だいたいこの補助金、合計しても4000万円足らずである。
記者会見開いたり「理解進行のためにポスター出す」といっている彼らの給料はいったいいくらなんだと言いたい。
なるほど、確かにそうですね。上掲の写真に写っている連中の年間の役員報酬だけで、軽く4,000万円は超えてそうですな…