アメリカでは今年も早速始まっているようです。
サマータイムでエネルギー使用量が増加」
事例としては飽くまでもアメリカの一地方における調査結果となりますが、それでも「サマータイムを導入するだけで良い」と云うコトではないことが明確に示された訳です。
まあ、こんなモノ当たり前の話で、活動時間が遅くなろうが早くなろうが、別にその間何もしないワケはなく、米国の様に余暇が増える方向ならその分娯楽に費やされるのは当然です。結果として、エネルギー消費は増え、経済活動も活発になってくる、と。
逆に、日本の場合は就労時間の方が増える方向になるのは目に見えており、エネルギー消費はほとんど変動せずに余暇のみ減少し、結果、経済活動的には停滞方向になることが予測されます。
そもそも、本気で勤務時間をずらしたいなら、時刻を弄るのではなく就業規則で就業時間を調整する方法もある訳で。この方法で各組織ごとに個別に実施すれば、日本全体の時刻を一遍に換えるより、オフピーク通勤などにも貢献しますしね。
てコトで、改めて主張しておきますが、日本には、と云うか、全地球レベルで夏時間なんか要りません。
どうしてもやるッてなら、地球全体で一斉に時刻を換えるとか、そもそもの基準時間を一時間早く改めてそっちに固定するとか、そういう方法を模索しましょう。