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「Office Suite」レガシー と云う考え方

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2008-08-25(月) 17:58(UTC +0900) p

Excel レガシー」(エクセルレガシー)という考え方があります。
コレは
「MS Excel」のマクロ(場合によっては複雑すぎる計算式)などで構築された「業務用システム」について、開発者の移動/退職などによって、時流に合わせた改変や法規に合わせた仕様変更などのメンテナンスが事実上不可能となってしまう
と云う状況を指す概念です。
更に、その「仕込みのあるファイル」を簡単にローカルに保存できてしまうため、コントロールされない「無数の派生コピー」が存在してしまうこともまた、状況の混迷に拍車をかけます。
そして、同様の問題は最早 Excel のみに留まらないよ、という警鐘を鳴らす記事が…


clip IT!
from ITpro
WordやPowerPointもレガシーだ


例えば、
「社内報告書」を Word で作っていた場合、使い回しを続けていると最新のソフトでは開けなくなったり、改訂履歴が付きまくりでファイルサイズが巨大化したり。
或いは、
「社外プレゼン」を PowerPoint で作っていた場合、同じく使い回しで「過去資産」(遺産、負債)が大量にあるため、テンプレート管理がグズグズになって対外資料を統一化するのが手間となったり。

もちろん、ちょっと知識があれば対応することはそれほど大変なハナシではないのですが、「みんながなんとなく使える」ソフトで「各自のローカルに保存できる」ファイルとして存在し、それらの管理は各自の裁量に依ってしまうために、「対応する知識がない」ヒト達がレガシーを積み上げ続けていく、と云う恐るべき事態になっている訳です。
と云うコトは、解決策提示的には色々な局面でビジネスチャンスが在るとも言える訳ですが、そのコストを支払うくらいなら、ゼロから作り直した方が安くて早くて品質が良く、メンテナンス性も考慮に入れられたりするのですよね()

そこで、敢えて Office Suite を乗り換えてレガシーを一掃するという life hack を提唱()
具体的には、「MS Office」→「OpenOffice.org」で如何でしょ?

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