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「景観を守る」という考え方

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2007-09-03(月) 21:52(UTC +0900) p

つい先ほど NHK にて、「古都の景観について厳しい条例が施行される」的な小特集がありました。
その中で、「五重塔の近くに住む人が『自宅を南フランス風に建て替える』計画がある」という話題がありました。
んで、「そんな行政の勝手な都合で決められたことは受け容れられないから費用負担せよ」的なことを主張していましたが、その考えは違うのではないか、と。

逆に考えてみてください。
憧れの南フランスの街中に、突如として古風な日本建築が出現したとして、あなたは南フランスに対して幻滅しないというのでしょうか?
憧れるほどに素晴らしい南フランスの景観を保ち続けるため、現地に住んでいる人たちが何の我慢もしていないというのでしょうか?
我慢していないというなら、それは「景観を守る」為の方策を我慢と感じない人たちで構成されていると云うコトではありませんか?

観光地に住むと云うコトは、つまりそういうことであり、それがイヤならその土地を離れるしかないと云うコトです。
とても厳しい意見とは思いますが、観光地とは既に「観光客の視点を念頭に戦わなくてはならない」戦略的地域であり、その戦いに巻き込まれるつもりが無いならば戦地からは疎開するしかない情勢にあると云うコトです。

と云うかですね、南フランス風の家屋に住みたいというなら、南フランス風の街作りをしている地域に引っ越した方が、よりよい満足を得られると思いますよ?

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