中国ではSkypeすらも検閲される…

昨日HKサンがエントリを上げてらっしゃいますが、邦訳記事も出ているようですのでウチでもネタにしておきます。

clip IT!
from Skype News (スカイプ　ニュース）
「中国でのSkype(スカイプ)テキストチャットのフィルタ（検閲）の方法」
from ITmedia News
「Skype、中国でのIM検閲を認める」

現状では、検閲機能が搭載されているのは中国系の提携先版「TOM Skype」のみで、更に、検閲可能なのは文字チャット限定、というハナシではありますが、コレはつまり、アメリカが強く求めれば、eBay経由で全てのSkypeにも検閲機能を載せるように強制できると云う(懸念が現実味を帯びてきた)コトでもあります。Skype社にしてみれば、今後大きな利益を期待できる巨大な中国市場から弾き出されないための、苦渋の選択と云うコトなのでしょうが、今後このような動きが他の国にも広がらないよう願いたいモノです。
取り敢えず、中国系のチャット相手には「TOM Skype」を利用しているかどうかを訊ね、もし未だに利用しているようならば本家版に移行することを薦めておくべきでしょうかね。

…そうか、今までは「どこの提携先版でもプログラム自体には差はない」と謳っていましたが、これからはそんな暢気なことも言ってられない訳ですな(汗)
フム、まずは一覧表に朱記せねば。

と、一覧表を訂正してて思ったのだけど、台湾のPChomeや香港のHGC、あとはChina-gateあたりは大丈夫なんだろうか…